2020-01-01から1ヶ月間の記事一覧

「引きこもり」支援者に根強い“引き出せばいい”という錯覚の罪 20

不登校から引きこもり、ニート、フリーターの大人について、社会的自立を持たせるために手助けが必要と申し上げました。これらの大人の心が元気になってしっかりと意思を出すようになっていたら、手助けは必要ありません。 現実にその様な自分から社会性を持…

「引きこもり」支援者に根強い“引き出せばいい”という錯覚の罪 19

前回、不登校から引きこもり、ニート、フリーターの大人であっても、意思を出せると社会性を得られると申し上げました。大人でも自己否定が弱くなると、無くなると自分の意思から社会へ出ようとします。ただ、自己否定に気づいている大人が少なくて、自己否…

「引きこもり」支援者に根強い“引き出せばいい”という錯覚の罪 18

大人の引きこもりの対応法を述べていると、多くの不登校引きこもりの子どもを育てている親から不安の思いが寄せられています。今は子どもでも後何年かすると大人になるから、その時のことが心配だと訴えてきています。成人の目安は20歳ですし、それが法律…

Re: 「引きこもり」支援者に根強い“引き出せばいい”という錯覚の罪 17

不登校から引きこもった大人への対応の第一歩は自己否定を無くすることです。この対応は大変に難しく時間がかかります。只その際に、自己否定が無くなっても、 「否定には敏感」 であることを忘れてはいけません。特に社会に引っ張り出されたこのような大人…

繰り返しますが、今後の話しも不登校から引きこもった大人の話です。社会経験をした後引きこもった人を対象としていません。 以上より、引きこもり、ニート、フリーターと呼ばれる大人の姿から対応を考えたときに、大きな間違いになる可能性を述べました。大…

「引きこもり」支援者に根強い“引き出せばいい”という錯覚の罪 16

>フリーター1)元来は出来ないアルバイトをしている大人>フリーター2)自分の意思でアルバイトをしている大人>フリーター3)就労するための準備としてアルバイトをしている大人 フリーター1)は無理をしてアルバイトをしています。出来なくなるのは時…

Re: 「引きこもり」支援者に根強い“引き出せばいい”という錯覚の罪 15

>ニート1)引きこもりが許されなくて、外に押し出されている引きこもっていないけれど、心の中は引きこもりの1)と同じ状態です。親から家の外に押し出されるのが無くなったら、引きこもり1)の状態になります。親から家の外に押し出され続けられたら、…

「引きこもり」支援者に根強い“引き出せばいい”という錯覚の罪 15

いろいろと質問を受けましたので、引きこもり、ニート、フリーターを今一度まとめてみます。不登校から親が希望をするような姿の社会生活をしないで、大人年齢になった場合です。親が生活を支えている場合です。心のエネルギーがプラスとは情動の接近系のこ…

Re: 「引きこもり」支援者に根強い“引き出せばいい”という錯覚の罪 13

>● 「そのままでいいんだよ」 で本当にいいのか> 「引きこもりは家から外に引き出すべき」> いまだに親や支援者の間には、そんな錯覚が根強く残る。 引きこもり、ニート、フリーターを今一度まとめてみます。 引きこもり1a)、1b)荒れたり問題行動を…

Re: 「引きこもり」支援者に根強い“引き出せばいい”という錯覚の罪 12

>● 「そのままでいいんだよ」 で本当にいいのか> 「引きこもりは家から外に引き出すべき」> いまだに親や支援者の間には、そんな錯覚が根強く残る。 ニートをその大人の人の心から分類するなら、1)本来なら完全な引きこもりを求めているのに、親から社…

Re: 「引きこもり」支援者に根強い“引き出せばいい”という錯覚の罪 12

>● 「そのままでいいんだよ」 で本当にいいのか> 「引きこもりは家から外に引き出すべき」> いまだに親や支援者の間には、そんな錯覚が根強く残る。 家の外に出て社会と関わるので、完全な引きこもりよりニートの方が良い、お金を稼いでくれるのだからニ…

「引きこもり」支援者に根強い“引き出せばいい”という錯覚の罪 10

所謂フリーターについて考えて見ます。 ニートと理解される人は、必要を感じたとき、家の外に出てその目的を達成して叉引きこもっていますが、その内で必要と感じた物がお金の場合には、所謂フリーターと呼ばれる人になります。但しアルバイトをするときは、…

「引きこもり」支援者に根強い“引き出せばいい”という錯覚の罪 9

>● 「そのままでいいんだよ」 で本当にいいのか> 「引きこもりは家から外に引き出すべき」> いまだに親や支援者の間には、そんな錯覚が根強く残る。 ここで少しだけ脳科学を用います。 人間の行動は、意識行動、習慣行動、情動行動の三つがあります。引き…

Re: 「引きこもり」支援者に根強い“引き出せばいい”という錯覚の罪 8

>● 「そのままでいいんだよ」 で本当にいいのか> 「引きこもりは家から外に引き出すべき」> いまだに親や支援者の間には、そんな錯覚が根強く残る。 引きこもっていた大人は既に大人の心になっていますから、その援助を利用して、理性的に社会的な自立が…

Re: 「引きこもり」支援者に根強い“引き出せばいい”という錯覚の罪 7

>● 「そのままでいいんだよ」 で本当にいいのか> 「引きこもりは家から外に引き出すべき」> いまだに親や支援者の間には、そんな錯覚が根強く残る。 不登校で引きこもりを続けていた子どもがそのまま大人年齢になった場合の引きこもりを考えます。引きこ…

「引きこもり」支援者に根強い“引き出せばいい”という錯覚の罪 6

不登校で引きこもりを続けていた子どもがそのまま大人年齢になった場合の引きこもりを考えると、その対応がわかりやすいです。不登校の子供は登校刺激を避けるために引きこもっていましたが、その引きこもりを続けることで、引きこもっている自分を許せなく…

「引きこもり」支援者に根強い“引き出せばいい”という錯覚の罪 5

>● 「そのままでいいんだよ」 で本当にいいのか> 「引きこもりは家から外に引き出すべき」 > いまだに親や支援者の間には、そんな錯覚が根強く残る。 大人の引きこもりの場合、自己否定という要素と、心のエネルギーという要素とを考える必要があります。…

Re: 「引きこもり」支援者に根強い“引き出せばいい”という錯覚の罪 4

>● 「そのままでいいんだよ」 で本当にいいのか> 「引きこもりは家から外に引き出すべき」> いまだに親や支援者の間には、そんな錯覚が根強く残る。 子どもの引きこもりでも、大人の引きこもりでも、大人が持つ常識的な対応が、大人から見たら引きこもり…

Re: 「引きこもり」支援者に根強い“引き出せばいい”という錯覚の罪 3

>● 「そのままでいいんだよ」 で本当にいいのか> 「引きこもりは家から外に引き出すべき」> いまだに親や支援者の間には、そんな錯覚が根強く残る。 不登校の子供の引きこもりは、家の外に登校刺激が無いと、家の中に引きこもりません。引きこもりの子ど…

「引きこもり」支援者に根強い“引き出せばいい”という錯覚の罪 2

● 「そのままでいいんだよ」 で本当にいいのか 「引きこもりは家から外に引き出すべき」 いまだに親や支援者の間には、そんな錯覚が根強く残る。 この議論の前に、大人年齢の引きこもりと、子ども年齢の引きこもりと、引きこもりという表現、形は同じでも、…

お兄ちゃんはずるい!

小学5年生の息子が学校に行かなくなって2ヶ月が立ちます。小学2年生の娘が「なんでお兄ちゃんは学校に行かないの?お兄ちゃんはずるい!」と言いました。私は「お兄ちゃんが病気だから」と答えました。すると娘は「私もお腹が痛い」と言いうずくまりました。…

「引きこもり」支援者に根強い“引き出せばいい”という錯覚の罪 ネット上の記事です。 https://news.yahoo.co.jp/pickup/6347675 皆さんの意見をお願いします。

学校からの圧力 最終回 >一方で,学業の遅れや進路選択上の不利益や社会的自立へのリスクが存在することに留意すること 不登校の子供が社会に出て行ったときに限らず、社会的自立が出来ない人、社会的な自立を失った人、の心の解決しなければならない問題点…

学校からの圧力 26 >一方で,学業の遅れや進路選択上の不利益や社会的自立へのリスクが存在することに留意すること 殆ど全ての不登校の子供は、登校刺激(学校を見たり意識するような刺激)で、学校に反応をして子どもに死ぬような辛い思いをさせる(その…

学校からの圧力 25 >一方で,学業の遅れや進路選択上の不利益や社会的自立へのリスクが存在することに留意すること 不登校の子供が社会的自立を得られない原因は、自己否定だと申し上げました。そこでなぜ不登校の子供が学校に行かされる対応を受けると、…

学校からの圧力 24 >一方で,学業の遅れや進路選択上の不利益や社会的自立へのリスクが存在することに留意すること 不登校の子供について、限定しての話しです。不登校の子供の社会的自立と、不登校そのものとは全く関係ないのですが、日本の大人は不登校…

学校からの圧力 21 >一方で,学業の遅れや進路選択上の不利益や社会的自立へのリスクが存在することに留意すること。 不登校の子供は、学校に反応をするトラウマを持っています。小中学生年齢ではこの学校に反応するトラウマで心を元気に出来ませんが、中…