2020-03-01から1ヶ月間の記事一覧

仲良し5人組 最終回

>両親はAに謝る必要があります。両親もAがしたと信じているようですから、両親がAに謝ることはないでしょう。それどころか、なぜAがその様なことをしたのかと、Aを責めたと思います。其れではAは一番信頼して欲しい両親から誤解されたばかりでなく、責…

仲良し5人組 解説5

>校長からの指示で、Aは両親とBの家に行ってBとその両親に謝りました。これはAにとってとても辛かったことでしょう。グループから否定され、学校から否定され、そして大切な両親からも否定されて、完全に孤立した状態です。孤立はとても辛い嫌悪刺激で…

皆さんはどの様に考えられますか?

息子が高校入学時、始業式だけ行って不登校になりました。ほぼ1年たち高校をあきらめて退学をさせました。母親の私とは問題なく普通に会話をしますが、他の家族を避けています。家の中に引きこもって、ゲームばかりをしています。それでも母親の私が頼むと買…

仲良し5人組 解説4

>Aは校長室に呼ばれて素直に言うようにと説得されました。担任も校長も、この時点でAがやったと確信しています。しかしAは子供です。大人の決めつけに反論できません。それでもして居ないとだけは、言い続けたのだと思います。其れで校長は何とかして、…

仲良し5人組 解説3

>担任がグループを呼んで事実を確かめましたが、Aはしていないを言い続けて泣き出してしまいました。担任はBやその追随者達の言う事を信じたのだと思います。其れは普段の女の子の姿から、Bは影響力が大きな女の子だったのではないかと思います。そして…

仲良し5人組 解説2

>そのグループの中心格の女の子Bが、自分の水筒に給食の野菜くずを入れられたと書きました。すると別の女の子Cが、Aが隠れてそれを入れるところを見たと書きました。Aは反論をしましたが、グループの流れとしてAがしたことになり、教室内でも話題にな…

仲良し5人組 解説1

>仲良し5人組の、中学一年生の女の子達。学校でも、自宅でもラインでおしゃべりをしていました。絶対的な傾向という訳では無いですが、女の子は孤立を嫌う傾向があります。其れは男の子にも無いわけではありませんが、男の子は一匹狼的な立場を求める傾向…

ある症例について

ある不登校の症例です。 息子は今年5年生で完全に不登校です。ぼつぼつ進学のことも考えなくてはなりません。しかし息子は昼夜逆転、ゲーム漬けです。いろいろな相談機関に相談しましたが、その答えは昼夜逆転を止めさせなさい、ゲームをする時間を制限しな…

意識からの行動、性格からの行動 7

大人の行動は、主として習慣行動であり、必要に応じて意識行動から行動をします。習慣行動をしているときは、意識が機能をしていませんから、基本的に記憶に残りません。意識行動をしたときは、意識からの行動ですから、意識行動をしたことの記憶が残ります…

意識からの行動、習慣からの行動 6

子供はその本能から、学校で学ぶことを喜びとしています。その学びの結果をテストされても、其れで学びを嫌がることはありません。テストの結果が悪くても其れで学びを止めることはありません。母親の対応次第ではその悪かった学びを回復しようとします。 も…

意識からの行動、習慣からの行動 5

>子供は楽しくなければ知的な行動をしません。自分の持っている知識を使うこともありますが、その知識を使ったという事実はその時限りであり、習慣化しません。只その知識を使ったと言う事実は、次に同じ辛さを経験したときに、同じ知識を利用して、辛さを…

勉強をしてくれるのでしょうか?

小学3年生、不登校の女の子を持つ母親との話です。 >娘にとって楽しいこととは漫画を書いたり、ゲームをしたり、ユーチューブをよく見ています。このようなことで学校に行かれるようになるのでしょうか?学校に行けないから不登校になっています。行けない…

母親の宝刀

ある母親との会話です。 >長年家に引きこもっていた娘ですが、最近お菓子作りをしています。私は娘が暇つぶしをしていて、楽しくないのでは無いかと思います。きっと楽しいと思います。楽しくなければ続きません。お嬢さん自身が動き出す前兆の一つだと思い…

意識からの行動、習慣からの行動 4

子供の場合意識行動は無いか極めて難しいことを説明しています。意識行動と思われてもそれは情動行動ですから、子供の知識だけからの行動では無くて、子供の情動が知識を利用して行動をさせています。 子供が一見知的な行動をしているときには、無意識に、そ…

仲良し5人組

ある母親から娘Aについての相談です。 仲良し5人組の、中学一年生の女の子達。学校でも、自宅でもラインでおしゃべりをしていました。そのグループの中心格の女の子Bが、自分の水筒に給食の野菜くずを入れられたと書きました。すると別の女の子Cが、Aが…

情動からの行動、習慣からの行動 3

感覚野からの情報は運動連合野、大脳辺縁系扁桃体に送られて、そこで情動評価をされて、その評価された情報から体全体に反応症状を出しますし、大脳辺縁系を経て運動連合野に情報が送られて、情動行動が表現されます。 情動行動は習慣行動よりより多くの神経…

相乗効果説明 2

<質問> 我が子は今の学校制度に合わせることができなかったという問題があったのでしょうか?学校に特別な問題を感じません。発達障害、コミュニケーション障害があったのでしょうか? <回答> 前記の説明のように、お子さんが学校で辛い経験をしても、そ…

辛さの相乗効果の説明

<質問>我が子は学校で辛い経験を何度も繰り返して、学校自体に反応するトラウマ=fecorを学習してしまったとありますが、同じ経験をしてもトラウマ=fecorができない子どもとトラウマ=fecorを学習してしまう子どもとはどこが違うのでしょうか? <回答>…

意思からの行動、性格からの行動 2

全てのほ乳類は、体内、体外からの刺激を、体中に張り巡らされた感覚器で感じ取り、信号に変えて脳に送り、その送られてきた情報を処理した結果から反応をして生命を維持しています。その情報処理の場は、脳幹で生命に直結した処理を行い反応をしますが、そ…

意思からの行動、性格からの行動 1

意思からの行動と性格からの行動の違いを質問されたことがあります。 意識から、知識からの行動や判断を意思と言います。その意思からの行動を意識行動と言います。それ以外の反応の仕方や判断を性格と言います。その性格からの行動を性格行動と言います。意…

鬼畜夫婦 追補

人の心には、意識の心、習慣の心、情動の心とがあります。情動の心は本能と、生まれて乳児頃の期間に母親から移入した物です。日本文化の移入と言う事になります。習慣の心とはその時までに経験して繰り返してきたことです。意識の心とは知的に思考をしてそ…

鬼畜夫婦 最終回

>この種の虐待事件は、実態がなかなか表に出てこない。それというのも、夫婦は幼稚さから友人がおらず、家庭という密室でそれをつづけてしまう。それは外部者から見た判断です。父親から見たら、そしてきっと母親もそうだったと思いますが、自分たちが育て…

鬼畜夫婦 10

著者はこの夫婦に関して次のように結論づけている >親が不遇な幼少期の体験から「養育」が何たるかをわかっていない。常識的な大人から見たら、その通りだと思います。ただ、当人達に養育という意識は無いし、無かったと思います。只単に、性欲を満たし、子…

鬼畜夫婦 9

この記事を良く限り、夫婦は互いに性の発散相手だったのではないかと思います。父親は子供を自分と同じ人間として感じていなかったようです。只単に性の発散の結果であり、自分たちなりの子育てをしていた、つまり自分たちがされていた子育てを自分たちの子…

母親が作った料理が

<質問> 私の子供は丸一年間不登校でゲームとネットばかりをしています。私が作った料理を食べてくれません。コンビニでの弁当を要求しますから、それを買ってきて食べさせています。栄養の偏りも心配です。私が買いに行かないと荒れてしまいます。どうした…

鬼畜夫婦 8

>当たり前のしつけだと思っていたのだろう。実際、2人は子供を監禁しながらも、堂々と「子供を愛していた」と語っている。 子供に虐待を続ける親は、その目には良い親を演じていることが多いです。それは決して意識的に行っているのでは内容です。虐待を隠…

鬼畜夫婦 7

>虐待から次男を守られるのは母親だけだと考えられますが、その母親についての記載はありません。この記事が本当なら、この部分は私の間違いでした。どうも母親もこの虐待に荷担していたようです。記事によると母親は女性であったけれど、母親の機能は無か…

鬼畜夫婦 6

鬼畜夫婦の父親はある性格に反応をするトラウマを持っています。そのある性格とは具体的に分かりませんし、きっと父親自身も気づいていないと思います。その性格を子供の頃からこの父親は持っていて、子供時代にこの性格について何度も何度もこの父親の両親…

鬼畜夫婦 5

この鬼畜夫婦の父親外面は、結構良い大人を演じていたと思います。然しどこかおかしいところがある大人だったと思われます。このこと自体は特別なことではありません。 この父親は幼いときとても辛い思いをして育ったはずです。子供の頃、自分のある性格から…

鬼畜夫婦 4

現在の多くの父親は、戦後まもなくまでの父親の姿と異なっています。子供に対して理性から優しくあろうとしています。それでも理性を失って感情的になったときには、昔の父親の姿が出てきます。感情的になったと言う事は理性が機能をしていないとき、つまり…