2021-01-01から1ヶ月間の記事一覧

大人の引きこもり 11

心が辛くて病院を訪れた患者への対応経験からの判断、および分析です。 現在の資本主義社会では、企業はお金を稼ぐ目的でできています。この現実を変えることはできません。ですから、企業に勤める限り、そこでそれなりのお金を稼がれる仕事をしなくてはなり…

>これは嫌悪刺激を学習して、その嫌悪刺激が何から起こっているのかがわかるようになる、と言う事でしょうか?意識、知識の上で、嫌悪刺激が何か分からなくても、何が原因で辛くなるのか分からなくても、回避する方法を学習するという意味です。嫌悪刺激で…

大人の引きこもり 10

就労という意味は生活費を稼ぐという意味になっています。生活費を稼がないなら、ボランティア活動のような物です。其れで良い人は其れで良いのですが、今の日本社会では、其れは経済的な自立として認められていないようです。 引きこもりから元気になった人…

大人の引きこもり 9

大人の引きこもりでも、家の中にその大人の心のエネルギーを浪費するもの、つまり嫌悪刺激=その大人にとって辛いもの=多くの場合、それは結果的にその大人を否定するもの、がないと、その大人の心のエネルギーは増加して家の中でいわゆる普通の生活(誰が…

大人の引きこもり 8

>「両親は勉強しろとうるさくいわず、伸び伸びと育ちました。弟も、高校に入るまではごくふつうの子どもでした」(美奈さん) 子どもがよい子を演じていると、親も周囲の大人も、その子どもがどれほど辛い心をしていたのか全く気づけないことがあります。こ…

大人の引きこもり 7

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20201223-00000025-sasahi-sociの記事について、私なりの解説をしてみます。 >実家で暮らす2歳年下の弟の慎吾さん(仮名)のことだ。慎吾さんは「大人の引きこもり」で、もう20年以上、仕事をせず、外に出ることも…

大人の引きこもり 6

>根本的な問題解決へはなかなか進展しない現実も見えてきた。 根本的な問題解決として、周囲の人が気づいた、引きこもりの大人の問題点を解決すると言う意味だと思います。其れでは根本的な解決と思っているだけで、根本的な解決になっていません。周囲の人…

大人の引きこもり 5

大人の引きこもりの問題点はいろいろと考えられるでしょうが、それらの問題点の根底にある事は、当人への否定、その結果として当人自身が自己否定を起こしてしまうことです。自己否定などたいしたことは無いと思われている人が多いと思います。所が自己否定…

>「逃げ道が新たな挑戦を」で不登校の分類1)の子どもは学校そのものは好きですが、現実に学校内で行われていることに辛さを感じて登校出来ません。其れもすばてが辛いのではないから、辛い部分が無いときに、子供は学校に行かれます。学校に辛いものがあ…

逃げ道が新たな挑戦を 2

「逃げ道が新たな挑戦を」で >心が辛い子どもでは、その子どもの心を辛くしているものは殆どすべてで学校です。という一行に、多くの人は納得しないと思います。しかしこの事実を大人が理解しない限り、子供の不登校問題、その他の子供が生じる社会問題を解…

逃げ道が新たな挑戦を

子どもについての能力です。 心が元気な子どもでは、その子どもなりに成長をしようとする心のエネルギーから、自分の周囲に生じることに挑戦しようとします。子どもが学校に行くのもそのためです。子どもはその成長しようとする能力から学校に行こうとします…

大人の引きこもり 4

>ところが、家族とは普通に会話をして、日常生活は問題なく送れている引きこもりもいる。 大人の引きこもりについて、限定されていても、社会活動は出来るのになぜ就労をしないのかの問題を只単に性格に求めたのなら、なかなか解決策が見えてきません。その…

大人の引きこもり 3

>ところが、家族とは普通に会話をして、日常生活は問題なく送れている引きこもりもいる。 家庭内にも、周囲の社会にも、その人を苦しめる物がないと言う意味です。その人の活動範囲で、自立しているという意味ですが、多くの人の自立という意味に、経済的な…

大人の引きこもり 2

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20201223-00000025-sasahi-sociの記事について、私なりの解説をしてみます。 >いわゆる引きこもりで、実際に自室にカギをかけて閉じこもっている人は多い。食事は廊下に置かれたものをひっそり食べて、家族も含め…

大人の引きこもり 1

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20201223-00000025-sasahi-sociの記事について、私なりの解説をしてみます。 >いわゆる引きこもりで、実際に自室にカギをかけて閉じこもっている人は多い。食事は廊下に置かれたものをひっそり食べて、家族も含め…

ある母親の相談の解説 4

「心が元気な」子どもの行動をテストと考える必要はないようです。親が持つ常識的な子育て、対応で子どもは十分に育っていきます。 「心が辛い」子どもの行動をテストと考える必要があるときとは子どもが親を苦しめるような問題行動をしているときです。常識…

ある母親からの相談の解説 3

私たちはテストという言葉をしばしば使います。子どものある言葉を含めて行動への親の対応で、子どもの心の状態が大きく変わる場合をテストと表現しています。 子どもの辛い心からの言葉や行動を表現したとき、これをテストと言って良いと思います。子どもか…

ある母親の相談について解説 2

>なぜ長男が新聞の記事に気づいたことが分かったかというと、長男が食事をしながらぼそっと言った言葉です。長男がぼそっと新聞の記事についての印象を言ったから、お母様は新聞が登校刺激になったことに気づくことができました。長男がこの言葉を言わなけ…

ある母親の相談について解説 1

>不登校引きこもりの長男は、最近居間に出てきて食事をするようになりました家の外には登校刺激があるが、家の中に登校刺激が無くなったのです。長男の方の行動範囲が広がりました。これにより長男の方の活動範囲が広がった、成長に必要な経験をする機会が…

先にこちらの相談

ある不登校の子供を持つ母親からの相談です。子どもは最近家の中で自由に生活をするようになっていす。 不登校引きこもりの長男は、最近居間に出てきて食事をするようになりました。長男が食事をしているときに、長男が新聞の記事に気づきました。いつもは新…

我が子でも

今日のの記事を読んで、私の不登校の子供について、本当にそうだな、と感じたので投稿させてください。 学校に行けなくてあれほど辛い思いをしていた長男も、今は学校を忘れてゲーム漬け、マイペースに時間も何もかも自由に生活しています。最近は、夜中にお…

登校拒否と不登校 6

不登校には3つの種類があります。其れは登校拒否研究室のホームページから見ることが出来ます。 不登校の分類3”反射”に分類される不登校の子供が多いです。叉その解決に難しさがあります。その理由は、殆どすべての不登校に関わる人が、不登校の子供の心に…

登校拒否と不登校 にRES

ある母親からの、登校拒否と不登校2 へのRESです。 私の息子は、小学一年で不登校にしました。ですから勉強はほぼしてません。時計を読むこともできませんでした。遊びの中で数字を読めるようになっていましたから、デジタル時計があるので、全く困って…

登校拒否と不登校 5

見方によっては荒い議論になるかもしれませんが、「不登校とは、大人が理解できない理由で子供が学校に行かない姿」です。その「不登校の子供の心の反応の仕方は登校拒否」です。 心が登校拒否の子どもの姿には、不登校のほかに、五月雨登校や、普通に学校に…

登校拒否と不登校 4

子どもの姿がどの様であっても、つまり学校に行こうとしない子どもの姿、言葉では学校に行きたいと言いながら学校に行こうとしない子どもの姿に登校拒否という言葉が当てはまります。其ればかりで無く、学校に行きたくないと言いながら学校に行っている子ど…

登校拒否と不登校 3

子供が学校に行きたくないと言葉で言うなら、登校拒否ですね。叉子どもが学校に行こうとしない姿も登校拒否ですね。こどもを学校に行かせようとすると荒れるのも登校拒否ですね。親や多くの大人は、子どものためにある学校を子どもが拒否をするのはおかしい…

登校拒否と不登校 2

学校が辛くて、子どもが学校に行かない姿を、登校拒否と表現しても、不登校と表現しても構いませんが、その言葉から単純に反応をすると子どもをかえって苦しめることになります。 不登校という言葉は、単純に考えると、子どもが学校に行かないのですから、学…

登校拒否と不登校

最近、登校拒否という言葉を使う人が殆どいなくなりました。多くの人が不登校という言葉を使用しています。不登校という言葉は、子どもが学校に行かないという姿そのものを指していて、わかりやすいことは事実です。 子どもが学校に行かないという姿が一日で…