2022-10-01から1ヶ月間の記事一覧

なんとしても卒業をしたい

<質問>子供がなんとしても卒業したいと挑戦をしているときに、「学校に行くな」と子供の気持ちを否定しても問題ないのでしょうか?確かに学校内で辛いことが生じたならこの言葉は救いになるかもしれませんが、それなら、「学校に行くな」と否定的な言葉を…

不登校の子どもと父親に追加

<質問> >今さらですが、不登校のこどもが、自分で問題を解決するのに、親はこどものこころの成長を待つことになる、とありますが、このこころの成長とは、脳の成長というか、神経回路のつながり、ということですよね?>それは、学校に行かなくても、家庭…

父子家庭で子供が不登校になった場合はどうなりますか。父親はどう対処すればいいですか。という質問を頂きました。 理論的には、父親が子供の心に沿った対応をすれば、子供の不登校問題は解決できます。ところが子供が不登校になると言うことは、子供が学校…

問題すら読めない子

ある中学校で学習ボランティアの講師ををしているある女性からのメールです。この女性は不登校の子どもを育てています。その不登校の子どもへの対応の経験を他の子供達に役立てたいと思ったそうです。その女性は自分の不登校の子どもを育てた経験をボランテ…

不登校になった子供の親は辛い

6月から完全不登校になった息子についてです。10月に息子の希望する犬を飼い始めました。先週から息子が希望するので、私も一緒にですが、夕方薄暗くなって、他の子供避けながら、犬の散歩へ行くようになっております。犬を飼い始めて1か月もたっておりませ…

不登校になった子供の親は辛い

>昨夜、主人が息子が23時までに就寝しないことにしびれをきらしてしまいました。昨夜はついにかんしゃくを起こしていましたが、息子には分からないようにしてくれていました。それでも主人は息子の要求を主人なりに答えております。ですが、犬を飼っても目…

犬の散歩

<質問> 11歳の不登校4年になる息子です。夕食後に犬の散歩に行こうと言ったので、近所を歩きました。行った後で、学校の前や、遊んでいた道や、公園や、色々刺激になるんじゃ?と気がついたのです。わたしも前は、近所を歩くと、悲しい気持ちになるので…

子供の涙

<質問> 娘は今小学5年生年齢です。小学2年生から不登校になり、学校に行かさない対応を続けています。最近は家の周囲に出かけるようになっています。今日、仕事から帰宅すると、娘は運動会に出かけていました。ほどなくして帰宅して、話してくれました。…

子供の心3解説1

*心とは脳の機能です。脳を持っている動物は心を持っていると考えます。昔の人間社会では、無生物にも霊の様な心を考えていましたが、無生物は脳を持っていませんから、心はありません。ほ乳類は、人間の意識の心以外の心の機能はほぼ同じように機能をして…

子供の心3

ここでは普段皆さんが使わない言葉を使います。脳科学の領域でも、このような脳科学の使い方をするのは私一人だと思います。その結果、脳科学を踏まえた言葉の使い方、皆さんがご存じない言葉の使い方をしますので、予め幾つかを記載しておきます。 *心とは…

子供の心2解説3マリオネット

母親と子供との間の信頼関係は、人形師(母親)とマリオネット(子供)の関係でイメージできます。ただし、同じではありません。子供は母親の思い出動く場合(母親の操る糸で動く場合)もありますが、子供が成長をして、その子供なりに動き出している時には…

子供の心2解決2信頼関係

自分の子供に関わる機会が多い母親は、自分の子供の性格をその母親なりに理解しています。その理解している子供の性格からの対応として、子育てを行っています。其れにより、子供は成長を続けて、子供の生活の場が母親から離れて、子供社会に出て行きます。 …

子供の心2解説1

乳幼児の内にミラーシステムで身につけた情動(情動反応の仕方)とその間に身につけた習慣とが、所謂性格と言われているものです。習慣行動はその後の成長の過程で変わることが出来ます。実験が出来ませんが、情動を変えることは大変に難しいです。情動とは…

訂正とお詫び

>以前の先生のブログに、「高校生での不登校は、ほぼ間違いなく不登校分類3です。」と書かれていましたがこの方は、分類2なのですか?不登校分類2の子供は非常に少ないです。 と書きましたが、私の所に相談に来る例では、不登校分類2の子供は少ないと書…

学校に行くなと言わないでへのRESと回答

>以前の先生のブログに、「高校生での不登校は、ほぼ間違いなく不登校分類3です。」と書かれていましたがこの方は、分類2なのですか?不登校分類2の子供は非常に少ないです。高校生ぐらいだと皆無だと考えて良いぐらいです。不登校の子どもを見たら、ま…

学校に行くなと言わないで!

<相談> 高校3年生の息子についてです。新学年になってから全く登校しませんでした。息子を安心して不登校にさせるために、母親は息子に学校は行くなと伝えていました。しかし最近は「もう行くなと言わないで」と言ってきて、休日の部活に行き、昨日と今日…

子供の心1解説6

>「大人の心と子供の心は異なる」という事実 最後に、この事実を纏めてみます。 母親は、子供の習慣や持っている知識を知っています。子供は子供の持っている習慣からの行動をしますから、子供の持っている習慣を利用して子育ては可能です。それでもそこに…

子供の心1解説5

>「大人の心と子供の心は異なる」という事実 脳の構造と機能から、意識の心:経験と言葉で学ぶ知識から発達していきます。教育の目的です。習慣の心:体の動きからの経験で発達していきます。情動の心:幼児期には、ほぼ完成していると考えて良さそうです。…

子供の心1解説4

>「大人の心と子供の心は異なる」という事実 意識の心:頭頂葉から側頭葉にかけての記憶領野と前頭前野 意識とはまだよく分かっていないけれど、言語化が必要です。 記憶から言語化が可能ですし、運動連合野に情報が送られて、意識に 相当する行動をするこ…

子供の心1解説3

>「大人の心と子供の心は異なる」という事実 多くの人は信じないと思います。多くの人は子供の体や能力が大人に比べて未発達だから、子供の心もただ単に大人の心の未発達の物だと考えると思います。確かに子供の心にその様な要素がある場合もありますが、 …

松戸の小学1年生の女の子について、子供の心からの推測

>大人は子供に言葉や文章で知識を教えます。子供はその与えられた知識から言葉にして何かを言うことが出来ます。言葉で反応が出来ます。言語行動が出来ます。ですからテストなどの答えを書くことが出来ます。答えられます。母親の5分後に行くから公園で待…

子供の心と大人の心とことなるということについて

大人の心と子供の心と異なると言う私のMSGについて以下のようなMSGを頂きました。子供の心のことを考えてくださって、本当に有り難うございます。 <MSG>気付いている人は、いくらでもいると思いますよ。大人だって子供だった頃があるのだし、その…

子供の心1解説2

>「大人の心と子供の心は異なる」という事実をもう少し説明します。 大人は子供に言葉や文章で知識を教えます。子供はその与えられた知識から言葉にして何かを言うことが出来ます。言葉で反応が出来ます。言語行動が出来ます。ですからテストなどの答えを書…

子供の心1解説

「大人の心と子供の心は異なる」という事実これを客観的に説明する方法はありません。その異なる点の一番は、子供は子供が持つ知識から、記憶から、行動することが出来ないかとても下手だという事実です。子供は自分の持っている記憶を言葉に出来ます。言葉…

子供の心1

現在の日本の子供達の間で、長期間学校に行かれない子供の問題、不登校があります。不登校の子供達への対応の相談を、長期間し続けてきています。その経験から「大人の心と子供の心は異なる」という事実に気づきました。常識から言うなら、子供は心身ともに…

担任

>娘(小学3年生)がこのところ学校に行き渋っています。おなかが痛いと言って学校を休むこともあります。小児科にかかってクスリをもらっても良くなる気配はありません。学校の何かがお嬢さんを苦しめています。学校を運営しているのは先生ですから、先生…

夏休み明けから

中2の息子です。夏休み明けからどことなく元気がなくなってきました。弟たちの経験から、スキンシップをして、学校を休む対応をしていましたが、息子はゲーム漬けで、朝はぎりぎりまで寝ていて、遅刻気味で学校に行っています。担任から学校の様子も聞いて…