一つの目安として、20再以下は子供の心、30歳以上は大人の心、20歳代は両方の要素があることを申し上げてきました。
つまり一つの目安として20歳代なら心のエネルギーを高めて、自分から社会的自立を求める様になるけれど、30歳に近くなると心のエネルギーが高まっても、自分から社会的自立を求めようとする意欲は出てきにくくなります。そうはいっても十分に心のエネルギーが高まったら、自分から社会的な自立を求めます。此は私の経験的な物です。はっきりとした根拠があるわけではありません。
推測される原因として、既に社会的自立をしていなければならない年齢なのに、現実に社会的自立を果たしていないことから生じる葛藤が、気づかない自己否定になり、心のエネルギーを奪っているのでは無いかと思います。年齢が進めば、ますます葛藤が強くなって、自己否定が強くなり、社会的自立が出来ないのでは無いかと思います。自分が楽しんでいることに没頭し続けます。所謂おたくという形になります。
年齢が進めば進むほど、親の方も焦ります。言葉にしなくてもオーラとして伝わります。それもこれらの大人に伝わるのでは無いかと思います。
おたくという形は悪いことではありません。心のエネルギーはとても高い状態ですが、社会的自立に向かう方向性が無いだけです。うまく援助があれば社会的な自立が可能になる可能性が高いです。援助がその人のエネルギーに見合った社会的な自立の方法を与えてくれること、社会的自立が可能になります。
結論から言うなら、社会的自立を不登校から引きこもり、ニート、フリーターの大人に社会的自立を求めるなら、対応をする親と、援助する人たちの、能力、質が重要だと言う事になります。