不登校と医療 5

以前から、子どもの心の問題についてぎろんをするとき、「サインを見つける」 と言います。それは言葉で言うのは簡単ですが、実際はとても難しいです。不登校の子供が出す病的な身体症状はこのサインだからです。全てサインかというとそうで無いかもしれません。本当に病気の症状の場合があるかもしれません。

子どもが出す病的な身体症状から、母親が子どもを医療にかけることは大切なことですが、

医療にかけても回復しない場合、
その病的な身体症状から、子供が学校に行こうとしない場合、
その病的な身体症状が学校と関係して出ている場合

には、子供の心が既に不登校である、つまり学校に反応をして子どもを辛くしている条件反射(学校に反応をするトラウマ、fecor)を学習していると考えて、その対応をしてみる必要があります。医者が病気だと言っても、母親の責任で、子どもを学校に行かせない、学校を忘れさせる対応をしてみる必要があります。

子どもが不登校で無くて(fecorを持っていなくて)も、学校内に子どもでは解決できない子どもが辛くなること、例えば虐めや子どもを苦しめる教師が居るなど、恐怖刺激があることでも、これらの病的な身体症状を出してもおかしくありません。然し現実の子ども達は、この段階を耐え続けていて、fecorを持ってから病的な身体症状を出すようになるようです。