大人の引きこもりへの援助 4

心のエネルギーがプラスの、大人の引きこもりへの、その人の心にそった援助自体は、援助という意味で、その引きこもりの大人の否定になりますが、持っている心のプラスのエネルギーで、援助から生じるマイナスのエネルギーを中和します。そこで心のエネルギーが0付近になると、その引きこもりの大人はその援助を基本的に受け入れません。然しその援助による回避行動もとりません。

心のエネルギーがプラスの、大人の引きこもりへの、その人の心にそった援助自体は、その引きこもりの大人の否定になりますが、持っている心のプラスのエネルギーで、援助から生じるマイナスのエネルギーを中和します。そこで心のエネルギーが未だ十分にプラスなら、その援助を利用しようとします。その援助の分だけ努力が必要なくなり、自分の希望を、思いを実現しやすくなるからです。多くの引きこもりに対応をしている人たちが、それなりの効果を得られるのはこの状態の引きこもりの大人についてです。

もちろん引きこもりの大人の心にそわない援助を受けたときには、その援助がその大人の心に沿わない、押しつけの援助になりますから、その援助がより引きこもりの大人の心を辛くします。その援助を拒否するか、拒否できないときにはよい子を演じるか、心のエネルギーがそれほど大きくない場合には荒れる問題行動をする場合もあります。