子どもが危険なことをしそうなとき 3

ある母親からの質問への回答の続きです。

親が気づけない、不登校引きこもりの子どもの危険として、自傷行為、自殺があります。これらの行動は、子どもが死にたいほど辛いという意味で、事象をしたい、死にたいという意味ではありません。今の医療では、常識では、自傷行為自殺念慮は病気として薬を投与、強制入院になります。この対応を受けると子どもはますます親を信頼しなくなり、自己否定になってしまいます。

母親だけは、自傷行為自殺念慮にはそれなりの理由がある、子どもが其れをしなくてはならないほど辛いのだと理解する必要があります。子どもが自傷行為をしていても、母親だけは自傷行為を止めるのではなくて、子どもの心の辛さに共感してスキンシップをする必要があります。子どもが死にたいと言っても、母親だけは子どもの心の辛さに共感してスキンシップをする必要があります。当面はそれだけで良いですが、様子を見て登校刺激と自己否定感を取り除いてあげる必要があります。

子どもが危険な行為をしそうなサインを出さない場合があります。子どもが突然自殺をしてしまう場合です。親はなぜ自殺をしたのか悩みますが、子どもは理由もなく自殺をしません。親が常識に鎧を着ていて、子どもが出していた辛さのサインを見落としている場合です。子どもが自殺をしても、常識の鎧を着ているために、子どもが生きている辛さに耐えかねていたことに気づけないのです。