<質問>

 

この社会に向かって挑戦している時と言うのは再登校を始めた時という事でしょうか?
その時に不登校になった時と同じ症状を出すこともあると言う解釈で良いのでしょうか? 

 

<回答>

 

不登校引きこもりの子供が元気になってくると、同じネットゲームでも相手を社会人に求める様になります。

心が元気になってくると、自分で買い物にも行くようになります。ネットの友達と会うために旅行に出かけたりします。主として趣味が高じて、何かやりたいことを求め、するために外出します。そのしたいことを実現するために、知識が必要担ったら、それが学校に行く必要があるなら、子供は自分から学校に行くようになります。

 


子供がやりたいことが見つからないのに、その子供なりの理由を言って学校に行くことを言い出したときは、ほぼ間違いなくよい子を演じています。本心ではありません。母親は子供に学校に行くな、勉強をするなとだけ言われて、子供の後追いをするので良いです。子供がよい子を演じている場合には、子供はこの母親の言葉で学校に行くとか勉強をするとか段々言わなくなります。もし子供の本心からの言葉なら、子供は母親の反対を押し切って学校に行こうとして、いろいろと動き出します。母親は学校に行かなくて良い、勉強をしなくて良いと言いながら、子供の後追いをして行けば良いです。

 


不登校の子供は学校に反応をして辛くなるトラウマ=fecosを持っています。ですからfecosの反応を抑えるために楽しいことも求めて行きます。体が動くほどfecosのこうかが弱まったら、今度は家の外に楽しさを求めて動き出し、その結果としてfecosが加速されて弱まっていきます。fecosが反応をしなくなっても、子供は自分の楽しさを求める延長上に居ます。その延長上で、知識が必要になったとき、学校でしか得られない知識が必要になったとき、学校に行き出します。

 


子供が学校に戻るのは、家の外に出て、楽しいことをした結果、学校が必要になったときに、学校に戻ります。それ以外の場合には、子供がよい子を演じていると考えた方が間違いがありません。