ある女性の自殺 4追加

>「親が心の整理をするためにも、そのとき子どもに何が起きていたか、その真実に近づくことは大事。
それはあくまでも親の納得のためで有り、子どもの心を反映させることは殆ど不可能に近いはずです。自殺をした子どもについての真実は、その子どもの潜在意識の中にあって、子どもが自殺することで証拠が消滅しているからです。子どもが潜在意識から残した物があるなら、手がかりになるかもしれませんが、それでも大人の心でその子どもが残した物を理解したら、それは子どもが潜在意識で感じたこととほど遠い物になってしまう可能性が高いです。

>子どもがいじめを受けたことで傷を負った親
子どもが虐められることで、親が持つ親の概念が犯された、その親が持って居る親の立場を否定されたという意味でしょう。親として虐められている子どもをどうにかして守ろうとするのは、虐められている子どもの正しいと思います。しかしその時親の立場から子供を守ろうとしたとき、子どもの心、子どもの潜在意識とは異なった、場合には親のための対応になり、辛い子どもの心のためでは無くなっていることが多いのです。
この記事の著者で言う、傷を負った親になっても、子どもの心、言葉では無く潜在意識(これが子どもの本心だから)に沿った対応をする必要があるのです。

>児童生徒の問題行動・不登校調査で、県内の小中高校と特別支援学校でのいじめ認知件数は1万962件(前年度比2568件増)。認知の基準を厳しくした13年度以降で初めて、1万件を超えた
それは大人が大人の判断で、つまり大人の心で子どもを見つめている場合です。大人の心でこれだけの虐めがあるのですから、大人が見落としている虐めはこの何倍か、何十倍かになるはずです。それを誰も知ることは出来ないから、いつもうやむやになって終わっているのです。