2020年子どもの自殺

2020年の全国の小中学生と高校生の自殺者数は前年比140人(41・3%)増の479人(暫定値)となり、過去最多を更新した。文部科学省が15日、明らかにした。文科省は「新型コロナウイルスの感染拡大による社会不安が影響した可能性がある」(児童生徒課)としている。
子の発想は大人についてです。子どもには当てはません。子どもは辛くて逃げ場が無くて、発作的に死を選択しています。コロナとは直接関係ありません。

関係あるとしたら、コロナによる休校でしょう。休校により学校に行かなくて良い分、fecorの反応が弱くなっています。其れが休校が終わり学校に行かなくてはならなくなったとき、9月の新学期が始まったときと同じ事が、不登校の子どもの心の奥底で起こっています。

なぜ自殺をする子どもの絶対数が増えているのか、具体的な原因は分かりません。自殺をすると言うことは子どもが行く場を失っているという意味です。コロナの流行で家から出られないことは、不登校の子供にとってありがたいことです。其れが急に学校に行かなくてはならなくなった時、そして親から学校へと押し出されたとき、なぜか分からないけれど子どもが行く場所を失って、無意識に死を選択しています。

完全な不登校なら、学校に行かなくて良いから、自殺をする事はありません。心が不登校だけれど、学校に行かされている子どもが危険なのです。きっと自殺をした多くの子どもは、行けない学校に行かされそうになり、死を選択したのではないかと推測されます。

>自殺の原因で多かったのは、進路に関する悩み55人▽学業不振52人▽親子関係の不和42人――などで、前年と同じ傾向だった。
これは何を持って原因と判断したのか分かりませんが、それだけで子どもは死にません。母親の側に、地球上に居場所が無くなったら、発作的に死んでいます。

文科省
子どもの辛さの根本は学校です。それ以外は枝葉で有り、本質的ではありません。学校が辛い、学校が休めてほっとしていた、また辛い学校に行かなくてはならない、そして学校に行くけれど、ふと横道をそれてしまった子の事実を理解しない限り、子どもの自殺は無くなりません。