子どもが頑張っている?

ある、不登校の子供を育てた母親から、子どもは母親の為に頑張ろうと思うのではないのでしょうか、との意見がありました。

回避行動で内、子どもの反応の仕方は、母親からの直接、間接の喜びを得るための物です。母親から報償を求めないときの行動はm、それがないと、今までの習慣からの行動になりますが、その習慣ですら母親からの喜びを得るための行動を繰り返すことで、報償なしで行動が可能になります。

頑張るという言葉を、大人が使う頑張ると言う言葉として理解した場合です。子どもが母親のために頑張ろうと、大人が頑張るという意味でのがんばりを、普通子どもはしません。母親が子どもを、頑張って欲しい方向に押すことで、子どもの前に障害があるとき、子どもはその障害を乗り越えようとします。母親が押さなければ、子どもは自分から障害(子どもとして問題ない障害なら別ですが)を乗り越えようとしないで、障害のない方向へ向かってしまいます。それは脳の仕組み、情動の仕組みから仕方がないことです。

母親が子どもを障害のある方へ押すことは、別の見方をすると押さないとその方向に子どもが動かない、ここまで言って良いかどうか迷いますが、子どもがその障害のある方向に行ってくれそうもない、その方向に向かって動かない子どもを認められない、その様な子どもをそれでよいと認められない、母親の子どもへの信頼の一端が、破綻しているという意味かもしれません。

分かりにくいことを言いました。子どもが頑張っている姿を見たら、子どもが母親に押されて、障害を乗り越えようとして、無理をしている姿の場合もあると言う意味です。それ以外の場合もあります。