子どもが置かれている環境

>この物質的に豊かな世界が子ども達へ生じやすい問題点
子ども達が置かれている環境が、学校だけではなく、家庭も動物としての本能からの活動、情動からの活動を妨げてしまう世界になっていること。

<主催者注釈>
即ち素直な子どもの持つ本性から成長を許されなくなると言う意味ですね。
大人は教育により子どもを度のようにでも出来るように感じて居ますが、子どもは母親の母性に守られてその子どもなりの成長をしようとするのが、子どもが持って居る自然の成長の仕方です。
所が今の学校を含めて子どもと取り巻く環境は、大人が都合が良いように子どもを変えようとしています。子どもの自然態の成長を認めようとしていません。それでも戦後まもなくまでは、子どもは学校を離れてその子どもなりに自然態で過ごせる時間がありました。それも多くありました。所が現在、子ども達は管理されて、その子どもなりの成長をなかなか認められない状況にあります。
学校では子どもなりの成長が殆ど認められていませんし、家庭が学校化しています。それでも子どもが喜びそうな対応が家庭内でなされますが、それも必ずしも子どもの死船体からの喜びでも内容です。

>簡単に手に入るようになった世の中に溢れている情報や知識や物が、その人にとって必要のないものまで常識として持っている大人の心を支配しているため、子どもの動物的な行動は許されなくなっている。それが、世の中の常識として成り立っているため子ども時代に十分経験し、発達する必要がある本来の本能からの心が育ちにくくなっている。

<主催者注釈>
まさにその通りだと思います。私の言葉を御母様なりに表現してくださいました。
子どもは本能で成長をして、その成長の過程でする経験で自分の本能を修正して大人に向かっていくのです。まず本能が認められるという状況が無くては、大人の心に向かった成長が出来ないのです。