子どもを操作する

>8歳のお子さんが自分で自分を縛るのですね。。。辛いです。
>縛る物としては、人目、学校の時間帯は外出を避けるように親に言われる、学生や制服を街で見て辛くなる、昼に外出していることで学校にいっていないことを改めて自覚してしまう、外出はできるのに学校には行けないということを自分で葛藤してしまう、、などでしょうか。
>まだ大人の常識から抜け切れていないですかね…。


>8歳のお子さんが自分で自分を縛るのですね
私の説明が不十分で申し訳ありません。

>縛る物としては、人目、学校の時間帯は外出を避けるように親に言われる、学生や制服を街で見て辛くなる、昼に外出していることで学校にいっていないことを改めて自覚してしまう、外出はできるのに学校には行けないということを自分で葛藤してしまう、、などでしょうか。
不登校などの心が辛い子どもでは、これらの事柄で(情動の回避系である事、つまり子どもが嫌と感じる事で子どもを操作する=罰を与える)子どもの行動を操作、制限すると、かえって不登校問題の解決を難しくします。

子どもがその行動を制限されることを喜ぶ様な形での、子どもの行動操作です。
つまりその行動をしないとご褒美を貰えると言う意味です。子どもにはある行動をするとご褒美をあげると言う形と、ある行動をしないとご褒美をあげると言う形があります。その後の形を用いようという意味です。

このご褒美として何か子どもが喜ぶ物をあげると言う方法もありますが、それを繰り返すとご褒美に依存を生じて、ご褒美がご褒美で無くなってしまいます。つまりいくら子どもに与えても子どもが依存をしない物で無くてはなりません。

それは子どもと母親との信頼関係です。子どもは母親からの信頼感を感じていると、母親の嫌がる様なことをしなくなります。もちろん母親で無くても良いのですが、母親以外の人で子どもを無条件で信頼するのは難しさがあります。子どもの方でも、母親以外の人に母親と同じ信頼感を感じるのは大変難しいです。