子ども発の意思

不登校になった子供は、自分の意思を出せなくなった状態だと思います。ですから、意思を出す練習が必要です。それは意思を出させようと親がするんじゃなくて、子供が自分から意思を出して、こうしたい、したくないが言えることが大事ですね。
不登校問題の解決を、全く別の角度から述べた対応法です。おっしゃるとおりです。不登校の子供でも、~したいと言いますが、其れは周囲から、母親から言わされているのであり、お子さん発の~したいではないのです。

>そのために親ができる事は、子供の意思を出せないで辛くなった心を癒す事です。それには、今のありのままの子供を認めて否定しない事が大事ですし、共感とスキンシップ、笑顔は、子供に今の自分を母親から認めてもらってる、受け入れてもらってると感じさせることができます
>その安心感と母親への信頼感が、子供に意思を出させるようになると思ってます。
子どもは子ども発の意思をを出して良いと子どもが判断出来る状態です。もちろん最初に母親をテストしますけれど、

>子供が意思を出し始めると、何かしら壁にぶつかることがありますね。我が家も息子が私に話しかけてくる時、その内容によっては何か息子なりの壁にぶつかってるんだろうなぁと思う時がありました。でもどうしたらいいと思う?と聞かれない限りアドバイスはしないで、共感したりスキンシップしたりするだけです。
常識では親がいろいろと案を出したり、てだすけをしますが、其れがかえって子どもが意思を出しにくくします。親のためのよい子を演じてしまいます。

>そうしていたら息子は自分で気持ちを整理して自分で乗り越えたり、うまく回避したりして解決してるように感じました。
>もし失敗してもそれは良い経験になるし、失敗によって辛くなれば私に何かしら訴えてくるので、その時にまた共感とスキンシップで対応すればいいだけです。
>この繰り返しで、最後には子供自身が不登校を解決するんでしょうね。
不登校を解決した時、自分の意思を出す練習も、失敗した時の対処法も沢山経験していると思うんですね。これは強みだなと思います。社会へ出てもピンチの時の対処の仕方とか処世術があれば、辛くなることが少ないですからね。
現実にそこまで待てる親はいないようです。子どものためと考えて介入していきます。叉其れが親の役目だと思っているようです。

>以前私は、学校で自分の意見をはっきり言えたほうがいいし、意見を言えない子供は学校生活が辛くなると思ってたんです。でも意見が言えても、それが認められないなら子供は辛くなって学校に行けなくなることを経験を通して知りました。子供の意見は否定しないで聞くことが大事だと心底思います。
学校で意見が言えなくても、母親の前で言えて、其れを母親が認めてくれるなら、学校で意見を言ったのと同じ程度の効果があります。

ここで学校で意見を言うことの大きな問題点があります。学校で意見を言う場合、大人顔負けのすばらしい意見を言う子どもがいます。先生や多くの大人は其れを褒めますが、子どもがその場を繕うために行った言葉だと言うこと気づいてあげてください。決して本心では無いと言う意味です。その様な意見を言って悪くは無いし、頭が良い子で無いと言えないと思います。ですが、子どもの素直な意見で無いと言うことに気づいてあげてください。
一見子ども発の意見のように、意思のように考えられますが、その意見を言う前に、既にその様な意見を言うための知識を与えられているのです。そのためにその子ども発の意見では無いと言う意味です。