違法行為についてのコメントへの解説2

こうやって母親が全責任を取る姿勢を見せれば子供は変わってくるだろうなどと期待している(下心がある)うちは、本当の意味で、親として責任を取ることなどできないと思います。見返りを求めるような事では到底ないからです。それに、本当に責任を取ることを厭わない親なら、まず対応に悩むなどという質問すらしないし、こういう腹を括りきっている親の子供は本当に変わるでしょう。

姿勢を見せるなどと、言うのは簡単です。
実際に警察沙汰になったら、子供が変わることを期待した前提意識での責任を取るような姿勢を見せるなどという生半可なポーズなら、責任を取ることなど到底できません。事態が重ければ尚更です。親の本気度を子供が見抜くからです。

犯罪行為であり重大案件です。対応に悩むくらいなら、いくら子供が荒れようが犯罪行為は犯罪行為です。常識的に子供にその行為を辞めさせるか、黙っているように助言をする専門家がいるならその専門家に責任を取ってもらうかのどちらかだと思います。

>こうやって母親が全責任を取る姿勢を見せれば子供は変わってくるだろうなどと期待している(下心がある)うちは、本当の意味で、親として責任を取ることなどできないと思います。見返りを求めるような事では到底ないからです。
おっしゃるとおりです。心が辛い子どもは、母親の対応が母親の本心かそれとも受け売り(下心がある)か、敏感に感じ取ります。母親の本心なら、子どもはその本能で母親のことを好きだから、自分の辛さを理解する母親に安心感(情動に接近系が機能をする)から、子どもの心が楽になり、問題行動が減ります。母親が子どもを説得しなくても、警察沙汰になるような事をしなくなります。この心の反応は子ども特有の本能からの反応で有り、理屈付けをつけることは出来ません。どの子どもも100%母親との関係を良くしようとします。

下心がある場合に、其れを心が辛い子どもが感じ取ったとき、程度はそれほど強くないでしょうが、自分を否定していると無意識に感じ取ります。それでも直に子どもを否定するよりは、否定の程度が弱いです。

三者から見て、母親が母親の本心から子どもの犯罪行為を守ろうとするのと、下心から子どもの犯罪行為を守ろうとするのか、見分けがつきません。母親自身ですら、自分が子供を守ろうとするのは、自分の本心か下心なのか、その場では区別できないと思います。犯罪行為をしようとしている子どもでも、母親が本心から子供を守ろうとしているのか下心から子供を守ろうとしているのか、はじめは分かりません。対応を受けて、子どもの心が楽になって行くか、辛いままかで子どもは無意識に感じ取ります。言葉になる事はないようです。そして心が楽になれば問題行動は減っていきますし、心が楽にならなければ問題行動を続けるでしょうし、再度警察沙汰になるような問題行動までしてしまいます。

>本当に責任を取ることを厭わない親なら、まず対応に悩むなどという質問すらしないし、こういう腹を括りきっている親の子供は本当に変わるでしょう。
此は母親の本心から対応をする場合ですね。本心からの対応と言っても、母親の対応が母親の知識からぶれることがあります。母親の本心だけから対応を出来る親は多分いないでしょう。それ故に悩んでも良いと私は思います。疑問を持っても良いと思います。それでも母親の母性か機能をしたなら、本心からの対応なら、子どもの反応を感じて自分の悩みや疑問を解決しているようです。

>姿勢を見せるなどと、言うのは簡単です。
>実際に警察沙汰になったら、子供が変わることを期待した前提意識での責任を取るような姿勢を見せるなどという生半可なポーズなら、責任を取ることなど到底できません。事態が重ければ尚更です。親の本気度を子供が見抜くからです。
おっしゃるとおりです。

>犯罪行為であり重大案件です。
その通りですが、心が辛い子どもでは、自分が生きるか死ぬかの問題と反応をしています。犯罪行為と言う感じ方を持って居ません。母親は犯罪行為と言う感覚を持つことが出来ます。大人の論理を心が辛い子供にあてはめたら、心が辛い子供をよりつらくして、子どもを守られなくなります。

>対応に悩むくらいなら、
子どもは辛さを表現しているだけです。母親が犯罪行為と理解して、その対応に悩むわけです。子どもを守りたいという思いで悩み続けます。ところが母親の本心、母性は意識に上りません。基本的に言葉にもなりません。母親が悩んで行動してみて、子どもの反応の結果からわかることです。

>いくら子供が荒れようが犯罪行為は犯罪行為です。常識的に子供にその行為を辞めさせるか
これができるようだと母親は苦しまないと思います。できないか、場合によってはより悪化するので、母親は苦しみます。母親は経験からそれを知っているのです。別の言葉で言えば、心が辛い子供の心は、常識が通じない世界にあります。それに母親が経験から気付いて、対応に悩むのです。

>黙っているように助言をする専門家がいる
この意味が分からないのですが、子どもの犯罪行為を無視するという意味でしたら、それもその子供の否定になります。子どもの心が死ぬほどつらいから、発作的に犯罪行為をしています。この子供の犯罪行為を無視するということは、子供の心が辛いことを無視するという意味に、子どもは理解するはずです。問題行動をより強めてしまいます。無視、否定は、心が辛い子供には一番強く子供の心を辛くするものです。
つまりその専門家は、心が辛い子供の心を否定するように、もっと苦しむように母親に求めるという意味ですね。