補足3 を

不登校引きこもりへの母親の対応が変わったとき、その変化が子どもの心に沿ったときに子どもは落ち着く場合と、母親をテストする(一時的に荒れる)場合があります。特にとても心が辛い子どもでは、母親が所謂専門家の言葉に従って、子どもの心に沿った対応に変わったとき顕著に母親をテストする時があるようです。

母親の変化が子どもの心に沿っていないときには、子どもは荒れることが多いです。子どもの心が母親に優しいとき、子どもは荒れないで、よい子を演じることがあります。特に不登校の初期に、よい子を演じることが多いので、子どもの心が辛い状態だと、母親も気づきにくいです。

不登校引きこもりの子どもを育てている母親が所謂専門家と相談するときとは、子どもの心がひどく辛くなっていて、母親としての対応に母親が困っているときです。専門家のアドバイスで、母親の対応が子どもの心に沿って変わったとき、経験的に多くの子どもは落ち着いてきます。しかし子どもの中には、母親の変化した対応に対して荒れることがありますが、諦めないで続けてると子どもは受け入れてくれます。

専門家のアドバイスが子どもの心に沿っていないときには、子どもはよい子を演じる余裕がないので荒れます。それは母親の変化した対応自体に対して荒れます。母親との信頼関係をますます悪くします。その信頼関係の悪化を、周囲の大人から見たら、母親が誰か第三者に操作されていると感じて居ると理解するような状態になります。心が辛い子どもには、母親が誰と相談して対応をしているかという点は問題にならないようです。母親の対応が子どもの心に沿っているかどうかが、子どもの問題点で、母親が誰と相談していても問題ないのです。只、母親の対応が今まで以上に悪くなったときに、子どもが特に荒れ出したとき、母親にもっと母性を働かせなさいと言う意味で、このように説明する、されることがあるようです。

結論的に表現します
母親の対応の変化が子どもの心に沿っている場合に、子どもは落ち着くか、一時的に荒れます。
母親の対応の変化が子どもの心に沿っていない場合に、子どもは落ち着くか、よい子を演じます。
逆からの表現をしますと
母親の対応で子どもが落ち着いたとき、母親の対応が子どもの心に沿っているか、子どもがよい子を演じているか考える必要があります。
母親の対応で子どもが荒れるとき、母親の対応が子どもの心に沿っていないか、子どもが母親をテストして居るときがあると考える必要があります。