コメント内の母さんへ 2

>心配になって当然だと思います。
母親だから、子供の求めに応じて、自分の心配をその母親なりに押し隠して、対応をしなくてはなりません。
母親の心配の一つは、子供の将来についての心配です。それに関してすぐ前のうさぎさんへのMSGで述べましたが、母親と子供との間の信頼関係を母親なりに構築する必要があります。母親と子供との間の信頼関係を構築しない限り、子供は母親を許してくれませんから(特別に何か好ましい環境変化が内限り)、母親の辛さ、心配を解決することはできません。つまり母親が自分の心配を払拭したいなら、その第一歩として不登校で辛い姿の子供を信頼することから始まります。
具体的な対応はウサギさんへのMSGをご覧になってください。

目の前の不登校で苦しんでいる、荒れている子供をどうにかしたいけれど、どうにもできないので、母親が辛くなっています。子供が辛くなっている大本は登校刺激です。登校刺激を取り除かない限り、根本的な解決は不可能と言って良いほどです。つまり、母親の不安を解消する第二歩は子供の周囲の登校刺激を取り除くことです。母親の目から見て家の中に登校刺激が無いように見えても、多くの場合必ずあります。

不登校の子供が辛くなり、母親の心配や不安を引き起こす物は、子供が身につけている学校への知識です。子供がしっかりと学校に行かなくてはならないという知識を持っていることです。これは知識ですから、この知識をなくする、つまり忘れるには、とても長い時間がかかります。この知識を子供が思い出すたびに子供は辛くなり、その辛さを母親などの周囲にぶつけて、母親を辛くし心配にします。

母親の心配を子供に気づかせない、子供の周囲にある登校刺激に気づかせない、子供の学校に関する知識を思い出させなければ、子供の姿は安定します。それには子供は何か夢中になれることに没頭していれば良いのです。子供が没頭しやすい物がゲームであり、youtubeであり、ビデオなどです。しかし大人はこれを禁止しようとします。禁止して子供から取り上げると子供の状態が悪くなり、母親が苦しむことになります。つまり母親が自分を辛くするようなことに荷担していて、その結果から母親が不安になってしまうことに母親自身が気づいていないし、そのことを教えてくれる人もいないのです。いわゆる専門家はこの子供が不登校で生じる辛さを忘れさせる対応を禁止しますから、母親の不安の解消にならないのです。

続く