心の回復5

大人は理性から行動をしますから、不登校の子供についての知識から対応を続けます。子どもは感情から行動をしますから、不登校などの心が辛い子どもは大人からの知識からの対応を受け入れられません。所が母親だけは、知識を封印して素直な母親で子どもと接することで、母親だけが持つ母性が機能をして、子どもの辛さを受け入れられます。母性が機能をし出した母親は、子供が学校で辛くなっていることに気づいて、子供を学校から守ろうとし出します。

母性が機能をしている母親が子供を学校から守ると、子どもに笑顔が出てきます。この笑顔がますます母親の母性を機能をさせて、子どもの姿が常識と異なっていても、子どもの笑顔が増えるような対応をするようになります。それは子どもの心の中のトラウマを反応させなくするばかりか、トラウマの消失にとても良い効果を与えて、子供が学校に行かないけれど、子どもの心の回復を促進させます。

母親の母性が機能をすると、子どもの心が回復するのに役立ちます。母親の母性とは、母親が子どもを産み育てる過程で機能をします。それは母親だけで分かることで、他人では分からないことです。そして母性は母親が無心になったときに機能をし出します。知識や常識で固まった母親には、知識や常識からの対応が優先してしまい、母性がなかなか機能をしません。母性からの対応ができません。そして見方によっては、子どもが荒れたり問題行動をするのは、この母親の母性を引き出そうとしているとも考えられます。

子どもの心が辛ければ辛いほど、母親の持つ母性の機能が大切になってきます。この母性とはほ乳類が地球上に出現して、進化を繰り返して、人間になっても、その種を維持するために一番大切な物になっています。その様に大切な母性を子育てについて考える人が殆どいないことも事実のようです。