トラウマが弱まった場合

本当にトラウマの反応が弱まった場合、まず家庭生活での子供の姿が変わってきます。

について、まずトラウマが消失した状態を説明します。トラウマが弱まった場合とは、トラウマが機能をしている場合とトラウマが消失してしまった場合の中間です。簡単に言えばトラウマが反応をするときも有り、反応をしないときもある。トラウマが反応をしても、その程度はトラウマがまともに反応していたときよりは弱くなっていると言う意味になります。ただし、弱くなったトラウマを反応をさせますと、そのトラウマが叉元のトラウマの強さに戻りますから、トラウマを反応をさせるようなことは絶対に避けるべきです。

トラウマが消失とは、具体的には、トラウマが反応をしなくなるのですから、子供が学校に行っていないだけで、日常生活は不登校になる前の子供に戻ります。ただ、不登校になっていた期間、叉不登校の経験から、子どもの心は成長をしていますから、全く不登校の前の姿に戻ることはありません。心が成長した分だけ、その生活の仕様が変化しています。
不登校の間に、社会活動が始まっていますし、ネットを利用した生活が続いていたでしょうから、その様な点で違いを生じています。
不登校を止めるには、心のエネルギーが大きくなっている必要がありますから、子供が心のエネルギーを利用して、その子供なりに積極的な動きが出てきます。その内容は子供によって異なりますから、一言で言えませんが、子ども発の思いからの動きが中心になっていきます。

子供に心のエネルギーを感じるようになります。
について
>心のエネルギーが十分になった目安はどう判断したらよいでしょうか?
という質問に対して、
心のエネルギーとは情動の接近系ですから、客観的に測定する方法はありません。常識に捕らわれない大人の持つ知識からの判断です。

子ども発の(他の人発の思い、常識に捕らわれない)要求や行動が出てきます。それでいて子供の本能が機能をしていますから、母親に優しいなどの、子供を取り巻く社会とその子供なりに上手に関わろうとします。

子供はその子供なりに物理的なエネルギーも持って居ますから、
心のエネルギーを用いて、その子供なりの目的に向かって、どんどん動いていきます。その子供なりの目的も、母親の思いを配慮しています。母親との信頼関係で縛られています。

その状態を曖昧ですが、一言で言うと、子供が生き生きとしていると、母親に感じられる状態です。