子供の性格

ある不登校の子供を持つ母親へのメールの返事です。

>私の母親の、「あの南の島の大王みたいな、雨が降ったらお休みで」のような子育てが良かったんですね。
学校に行っている子どもについてです。
心が元気な子供にはこのような対応は必要ないです。
不登校予備軍のような心が辛い子どもには、この南の島の大王のような対応が、子どもの心を元気にして、自分から学校に行き続けます。

>親が容認すれば、子供もだんだん変わりますね。
お子さんの心が元気なら、このような配慮は必要ありません。お子さんの心が元気でもこのような対応をなさると、お子さんはお子さんなりの成長を可能にします。学校に問題があっても、学校に反応をするトラウマを受けにくくします。ただし学校の先生は許さないと思いますが。親に対して圧力をかけてきます。

学校に辛い事がいろいろとあって、お子さんが学校に行っていても、お子さんの心が辛いときには、お子さんの心を守る対応になります。

不登校の子供には、子供が学校に行っていないのですから、天気でも雨が降ってもお休みになります。自分発の意思で子供が学校に行こうとするまで、母親が学校をお休みにする必要があります。

>自分の部屋があっても、学校に行く前から、押さないときから、いつも居間にいて、寝起きまで居間でします。叉いつも母親の側にいたがります。さみしがりやなのでしょうか?
これはおこさんの性格です。ただし、性格はその時点での反応の仕方です。非常に曖昧な言葉です。そして性格にも、持って生まれた性格と、その後の成長の過程で身につけた性格とがあります。おこさんの場合、持って生まれた性格なのでしょう。そして心が元気になってきたら、この性格が変化していきます。未だ当分変化は無いでしょうが。

>未だに川の字で寝ています。
其れは居間のお子さんには良いですね。お子さんの心が自立を始めると、生活が自分の部屋の中になります。夜も一人で寝るようになります。それまで心が成長をするのを待ってあげてください。お子さんの心の成長は、ご両親からの先回りの対応が無い限り、必ず成長をします。子どもの方から親から離れていきます。只その時期が他のお子さんより遅いようですね。それでも個人差の範囲だと思います。

>今は子供にスキンシップが必要なのですね。
今のお子さんには、スキンシップが必要です。子供と母親とのスキンシップは、母親の特権です。他の人とのスキンシップと、心を元気にする効果が大きく異なります。