不登校の種類と対応法

分類3の対応とありますが、分類1と2と3で子供への対応は変えるのでしょうか?それぞれの対応の仕方を教えていただきたいです。

私の動画でも述べています。

不登校分類1
子供の性格が現在の学校のあり方に合わなくて、学校に行かれなくなっている子ども。入学当初から学校への行きづらさを示している子供はまずこの分類の不登校です。時には幼稚園や保育園時代から、それらに行きづらさを表現していることがあります。

不登校分類2
学校に元気に行っていたのに、ある時点から、学校内に子供にとって辛いものが生じた(例えば体罰をする教師、虐める友達)ので、学校にいるのが辛くて、学校に行かれなっている子供。この場合学校内の問題が解決したら、学校に行かれるようになります。多くの不登校から学校に行かれるようになった子供の例

不登校分類3
学校に反応をして子供を辛くするトラウマ=fecorを学習したために、学校を見たり、学校を考えただけで辛くなり、学校に行かれない子ども。日本中のどの学校にも行かれない。家の外にも行かれなくて、家の中に引きこもろうとします。

対応法
これらの分類間の区別はとても難しくて、敢えて区別をする必要はありません。
子供が自分発の意思で学校に行くようになるまで、家の中で楽しく過ごさせれば良いです.只、親の立場として、子供が子ども発の意思で学校に行くようになるのを松の葉と手も辛いものです。

不登校分類1
それほど数は多くは無いです。ある意味で珍しいと言って良いかもしれません。
子供の性格が現在の学校のあり方に合わせられる様になるまで、自宅で心の成長を待つ必要があります。登校刺激をすると子供は所謂焦る状態になりますから、自己否定の状態になり、心のエネルギーが湧かなくなります。
無理矢理に学校に行かせると、不登校分類3になります。
子供は自分が持つ本能から自分なりに学校と付き合おうとして心を成長させますから、それを信じて待ってあげてください。

不登校分類2
学校内に子供にとって辛いものがある(例えば体罰をする教師、虐める友達)ので、学校にいるのが辛くて、学校に行かれなっている子供。この場合学校内の問題が解決したら、学校に行かれるようになります。多くの不登校から学校に行かれるようになった子供の例です。
学校内の問題が解決しない状態で無理矢理に学校に行かせると、時間の経過で、不登校分類3になってしまいます。
学校を変わる、クラスを変わる、学校内の問題が解決するまで学校を休む、等の対応法があります。子供の状態を子どもの心の立場で判断して、どの時点で学校に戻すのかの判断が必要です。

不登校分類3
学校に反応をして子供を辛くするトラウマ=fecorを学習したために、学校を見たり、学校を考えただけで辛くなり、学校に行かれない子ども。日本中のどの学校にも行かれない。家の外にも行かれなくて、家の中に引きこもろうとします。
不登校分類3には短時間で解決する方法はありません。トラウマを理解しない人が対応をすると、ますます子供が辛い状態になり、解決が難しくなります。心の辛さを大人になるまで引きずることになります。それ以上のことはここでは申し上げません。
トラウマを理解出来る人なら、登校刺激を完全に遮断すること、残っているトラウマの辛さを楽しいことで相殺することで、子供を元気に出来、時間の経過と子供が持つ心のエネルギーが大きくなることでトラウマを反応させなくする(本当は反応をしているのですが、その辛さより喜びの方が大きくなり、あたかもトラウマが無いかのような状態になる)ことができます。その結果学校に戻ることが出来ます。それでも早くても1年近くはかかります。
多くの不登校の例では、このトラウマのことを知りませんから、不登校問題の解決にもっと時間がかかります。