難しい判断

小学6年生の不登校のやせている男の子です。今年の春に脊柱側弯症でコルセットを着ける事になったのですが、これがあまりにも辛かったようで、3日でギブアップ。それを引き金にして、食べ物が受け付けなくなり、ますますやせてきています。今でも栄養補助食品をたよりに、一日800キロカロリー程しか食べられない日々が続いています。
一度、やっとの事で小児科へ行ったのですが、起立性調節障害と診断され、血圧の薬は出たのですが、本人が拒否。今では病院も行ってくれません。母親はただただストレスをかけないように笑顔で対応し、食べられる物だけ食べたり飲んだりしてもらうという毎日を過ごしてます。ですが、どんどん体力がなくなり、外へ出ることも嫌がり、悪循環。この先このまま励ましながらニコニコ笑顔での対応で大丈夫なのか。それとも無理矢理にでも、どこか医療に繋げたほうが良いのでしょうか。

>小学6年生の不登校のやせている男の子です。今年の春に脊柱側弯症でコルセットを着ける事になったのですが、これがあまりにも辛かったようで、3日でギブ
>アップ。
医学的にはコルセットをすべきです。コルセットをしなくて良いとは言えません。けれどお子さん自体がコルセットを拒否したばかりで無く、食事まで拒否をしました。コルセットをさせることを選択すべきか、コルセットを無視して、食事を維持して貰い、命を守るかの問題があります。側湾症は、今は症状が無いですが、後になっていろいろな問題を生じる可能性がありますが、命には直接関係しないと考えて良いと思います。この判断は母親にしか出来ません。他人が口出しすることではありません。

>それを引き金にして、食べ物が受け付けなくなり、ますますやせてきています。今でも栄養補助食品をたよりに、一日800キロカロリー程しか食べられない日々が続いています。
これは心配ですね。側湾症自体にも悪影響がありますから、まず十分なカロリーとその他の栄養が必要と考えられます。

>一度、やっとの事で小児科へ行ったのですが、起立性調節障害と診断され、血圧の薬は出たのですが、本人が拒否。今では病院も行ってくれません。
これは不登校の子供ではよくある事です。心が落ち着くことで解決しますし、命に関わった例を経験していませんから、今は考えないで、食べられないということに注目をするので良いと思います。

>母親はただただストレスをかけないように笑顔で対応し、食べられる物だけ食べたり飲んだりしてもらうという毎日を過ごしてます。
ストレスをかけないようにと述べられていますが、具体的な対応法が書かれていません。お子さんの拒食が強くなっていますから、御母様が気づかない強いストレス刺激があるはずです。お子さんにとって死ぬほど辛いストレス刺激です。そのお子さんが死ぬほど辛いストレス刺激に気づかないと、御母様が気づくストレス刺激を取り除いても、取り除かないよりは良いですが、根本的な解決になりません。側湾症は別にして、不登校、拒食をする、極めて大きなストレス刺激があるのです。

>どんどん体力がなくなり、外へ出ることも嫌がり、悪循環
御母様が気づかないストレス刺激で外に出られないし、食べられないという状態になっています。御母様気づくストレス刺激も関与して居ますが、もっと大きなストレス刺激があります。それに気づいてあげて、それを取り除いてあげてください。

>この先このまま励ましながらニコニコ笑顔での対応で大丈夫なのか。
何よりは良いですが、それだけでは不十分です。

>無理矢理にでも、どこか医療に繋げたほうが良いのでしょうか。
今の医療で、お子さんの側湾症以外の問題を解決できる医療があるかどうかです。まず無いでしょう。それだけで無く、お子さんを医療に繋げよとするとお子さんはますますその症状を強めて行ってしまいます。今の御母様の対応の他に、御母様がお子さんが苦しんでいるストレスの原因=ストレッサーがなにかと言うことに気づいて、それを取り除く対応が必要です。

側湾症について、その治療をどうするのか、お子さんについての資料がない事から、アドバイスを出来ません。側湾症について、お母様の判断ですが、嫌がるお子さんに治療をしようとすると、それが新たなストレッサーになる事も配慮願います。