子供の性格と不登校

子どもの成長の過程で、母親が子供の性格として気づく物は、
子供が遺伝として持って生まれた性格
子供が乳児期に母親から真似をして移入した性格(ミラーシステム)
それらの性格で母親や周囲の人と関わった経験が身についた性格

これらの性格で学校生活をして、多くの子供は楽しく生活が出来ます。
所が教師が子供の性格を無視して、子供を辛い思いをさせると、子供がその辛い思いをさせた物に、恐怖の学習をします。子供を辛くしたものを怖がる性格を身につけますから、この怖がるもの(教師)を避けようとします。これにより学校に行くけれど、学校内の子供の姿が変わってきます。学校内で問題行動をする場合と、学校内で教師に対して回避行動としてよい子を演じる場合とがあります。
この時、母親がこの回避行動を否定してしまうと、子供は回避行動を強めて、母親に対しても回避行動をしてしまいます。一応母親に対して子供はよい子を演じないと考えて良いようです。
この時、子供がよい子を演じてしまうと、母親も子供の辛さに気づかなくて、よい子を演じる子供を学校に押し出してしまいます。子供は限界までよい子を演じて、学校に反応をするトラウマ=fecorを学習してしまい、不登校になってしまいます。

多くの場合、子どもの不登校は、子供の性格の良さから、母親に優しいから、学校の辛さに耐えて、良い子を演じ続けて、良い子を演じ続けられなくなって、不登校になっています。

子供が不登校になると母親はとても不安になりますが、子供の性格が良いから、母親が上手に子供を育てたから、子供が不登校になっています。不登校になった子供とならなかった子供との違いは

一番は学校内で子供が苦しむ様な辛い経験に出くわさなかったとことです。

子供が学校内で辛い経験をしても
学校内での辛さを問題行動をする事で学校時代を乗り切れた子供
学校内での辛さをよい子を演じることで学校時代を乗り切れた子供
です。

二番は、子供が学校で苦しむ様な経験をしても、学校外で、主として家庭内で、この学校の辛さを解消できた場合です。

ただ、学校内で子供が苦しむ様な辛い経験が無いと言うことは、所謂温室育ち、辛い事に抵抗力を持たない子供に育ってしまう可能性が高いです。その様な子供は社会に出て社会について、不登校と同じような経験をする可能性があります。