母親が存在している限り

子どもが見放されていないと思う母親の要素…考えてみましたがわかりませんでした。どういうことでしょうか…
対応の三原則は、信じて待つ、ということを表しているのですね。
見ないというよりどんな姿でいるのかさえ見えないでいるので…
笑顔を向けることすらできない
悲しいけど今日1日過ごしたい。
時々感情が麻痺しているような1日を過ごしています。

お母様の混乱ぶりがよく分かります。それも仕方がないと思います。お母様が母親は効なくてはならないと言う思いから苦しんでいらっしゃいます。

>子どもが見放されていないと思う母親の要素…考えてみましたがわかりませんでした。どういうことでしょうか…
あくまでも経験的な子供の心理です。

子供は無条件で母親を信頼しようとします。母親に守られようとします。母親が子供を自分の側から追い出そうとしない限り、母親に守られようとします。
只その際に母親が喜んで子供を守ろうとしているのか、仕方なく子供を守ろうとしているのか、子供は敏感に感じ取ります。子供は母親が喜んで子供を守ろうとしていると感じ取ると、その子供にとって一番良い成長の仕方をしようとします。もし子供にとって一番良い成長の仕方が母親に喜びを与えないときは、母親は喜びを表現できません。つまり表情が曇るし、嫌だと言う行動をします。動物ではすぐにこれを母親が表現しますが、人間では人間の理性が母親の思いと違う表現をする事が可能です。

人間でも母親の理性でなく、感情がそのまま素直に表現する物があります。それが表情です。表情は俳優でもその場限りの知識からの表情は出来ますが、絶えず知識からの表情を続けることは出来ません。

つまり表情、絶えずしている表情、意識しないで示している咄嗟の表情に、母親の本心が表されます。子供はその母親の表情、笑顔から、母親に信頼されていると感じます。見放されていると感じません。

演技による笑顔でも、笑顔の時子供は母親に信頼されていると感じます。演技を出来ないとき、母親は子供から離れると、笑顔で無い母親に子供は気づくことはなくなります。その意味でも、子供が荒れていないときには、子供から離れて、お母様の心を元気にして笑顔で帰って頂く、笑顔になれなくても演技でも笑顔になって頂いて、子供のいないところで演技を止めるように心がけて下さると良いです。

>笑顔を向けることすらできない
子供の近くにいるときは演技で良いです。
その代わりすぐにお子さんから離れてください。もちろんお子さんが荒れているとき、心の病の症状を出している時は笑顔でなくて良いです。お子さんの側にいて可能なら共感とスキンシップです。それすら出来ないときには、お子さんから離れても良いですが、一日のある時間はお子さんの側にいなければなりません。子供にとって良い母親でも悪い母親でも、母親の存在を感じさせる必要があります。そして良いも悪いも、その子どもなりに成長をします。