最低でも10年かかる

最低でも10年はかかる
学校に戻ることは無い
**式のこと、よく分かりました。

>最低でも10年はかかる
私が統計を取っていない意味を理解して頂きありがとうございました。

殆ど全ての人が不登校には3種類ある事を知りません。特に不登校分類2と不登校分類3を区別しないで、不登校の子供を学校に戻すことが出来たと自慢をしています。それを商売にしている人たちもいるぐらいです。以下は不登校分類3の子供についての話しです。

将来誰か他の人が統計を取るのかもしれませんが、不登校分類3に関して、私自身は統計を取る余裕がないし、意味を感じていないからです。統計を考える前に、目の前のお母様を元気にして、そのお母様が向かい合っているお子さんを元気にすることを私のライフワークにしているからです。

以前から申し上げていますように、子供と大人と心が違うので、学校という大人のルールに従う場に学校の立場で参加するには、大人の心になるか、学校という生活の場に順応する習慣になる必要があります。この二つの条件のどちらかに当てはまる心になるには最低10年かかるという意味です。

多くの子供は、学校が楽しいから、学校に行きたいから、学校に行っています。それは上記の条件ではなくて、 「心が辛くない」 と子供の持つ本能が機能して、学校に楽しさを感じています。学校が楽しいと子供の本能が機能をするには、心が辛いと言う状況を取り除かなくてはならないのです。大人の心ような我慢をすると言うことが子供の心では出来ないのです。その点に多くの大人は気づいていないのです。

>学校に戻ることは無い
上記の様に、不登校の子供でも心が辛くなるなったら、子どもの方で学校を求めてくれます。学校に戻ります。ですから10年経たなくても、1年以内でも学校に戻る子供も出てきます。

「心が辛くなくなるなら」と言う条件が、不登校問題の子供に関してはどうしても必要です。その心が辛くなくなるために、不登校の子供にとって母親の心の辛さの影響がとても大きいです。全てとは言いませんが、母親の不安が子供の心のエネルギーを奪ってしまいます。大人の言葉で言う子どもの不安を生じてしまいます。母親が「いつになったら子どもが学校に行ってくれるの?」と言う思いは母親の不安そのものです。多くの親はその不安を解消するために不登校が解決するまでの時間を知りたがることはよく分かっているのですが、それは誰も分からないのです。それ故に「最低でも10年はかかる」とお伝えして、子供が学校に戻ることを諦めて貰うのです。諦めて母親から子供に伝わる不安を無くして頂けると、その分子どもの心の辛さが減って、その分心が元気になり、期待をしていない学校に子供の方から積極的に子供が戻ると言う事が生じてしまうのです。もちろん必ずではありません。子どもの心の辛さがいつ取れるかで変わってきます。

この事実の証明をする方法はありません。実際にやってみての結果です。一人一人の不登校の子供で実験をしてみるしか方法がありません。

>**式のこと、よく分かりました。
ありがとうございます。