再度心のエネルギー

>心のエネルギーの➕と➖話、勉強になりました。➕に持っていくのは、やはり母子の信頼ですね。

不登校問題の解決(不登校分類3について)という場合、子どもが学校に行くことが不登校問題の解決ではないことを、もう一度皆さんにお伝えしたいと思います。不登校問題の解決は 「心のエネルギーのプラスの大きさ」 で判断すべきなのです。子供は心のエネルギーがプラスなら、自分から学校に行ってくれるのです。 「不登校問題の解決とは、子どもを学校に行かせるのではなくて、子どもが自分から学校に行くこと」 なのです。このような子供達の姿を、未だ学校制度が不完全で、学校に行けない子供がいる所では、学校に行かれない子ども達が学校に行きたがっている映像を、皆さんは見たことがあると思うのです。

子どもを学校に行かせるだけなら、その際に荒れようと問題行動をしようと、心の病の症状を出そうと、それらを無視して、子どもを学校に行かせるなら、生きることで弱い立場にある子供を、大人の力で子供を強引に学校に行かせることが出来ます。

それが現実になされていることに皆さんはお気づきだと思います。強引に子どもを学校に行かせることに問題を感じた親が、子どもの不登校不本意でも容認しなくてはならなくなっています。

以前から何度も申し上げているように、子供には
新しいことを知ろうとする
同年代の子供と交わろうとする
属している社会に順応しようとする
母親に優しい
という、本能を持って居ます。子供なら必ず持って居ます。それが子供と大人との違いの一つです。この事実を知らない多くの大人達が、子供の教育に当たっているという事実があります。この本能を持って居ない大人達が学校で心が辛くなる子ども達を強引に学校に行かせようとしています。