母と子との本能のふれあい

不登校の子供との会話です。
学校の事はもちろん、母親の方から話しかけませんが、もし話しが広がっても、これは学校以外の日常的な事もこちらから話をあまり振らない方が良いのでしょうか?
私は無意識に気を使ってしまっているのか?よく話しかけてしまったり、ご飯何がいい?とよく聞いてしまいます。
最近、ママ無理しないで?と言われてしまいます。
向こうから何か話をして来たらよく聞いてあげる、それだけで充分なのでしょうか。

子どもの心の元気さで判断をする必要があります。

子供の心がとても辛い状態で荒れたり問題行動をしたり、感情の変化が著しいとき、所謂心の病の症状を出している時、この時の母親の対応の基本は心が辛い子どもへの共感とスキンシップだけです。子どもからの言葉にオーム返しに応えるだけで、それ以上のことを言わない方が良いです。言うと子供の心に沿わないことを言ってしまうからです。
子供の心が落ち着いていて、何か楽しいことに没頭できて、荒れたり問題行動がないときは、子どもからの質問に母親として答えること以外は、子どもを見ない、子どもに言わない、母親の笑顔が良いです。別の言葉で言うなら、傾聴と表現されると思います。母親が思う子どもに良かれとする会話、子供の心に沿っていると考えられる会話も、基本的にしない方が良いです。多くの場合、子供の心に沿ったいない場合が多いので、子供の心を否定してしまう場合があるからです。

子どもの心が元気になってきたら、子どもから母親への言葉が多くなってきます。母親への質問も多くなってきます。その結果不登校になる前のような会話が可能になってきます。子供の本能として、母親が大好きです。母親に認められたいという本能と同じ意味です。母親に認められたいという意味は、自分の思うこと、感じる事を母親と共有したいという意味と同じです。傾聴から親子の間の楽しい会話に張ってして行きますから。子どもと母親との間には、他人では真似できない特別なふれあい、子どもが持つ母親への本能、母親の子どもへの本能が存在します。