子供の本能と進化論

「こどもは本能から学校に行きたがる」だけは、あまりピンときません…。
との質問を受けました。

子供の本能の特徴として
新しいことを知りたがる
同年代の子供を好む=子供同士で遊ぶのが好きだ
与えられた環境に順応するように成長をする
母親を大好きだ

を上げています。
この本能はダーウィンの進化論と同義語だと申し上げています。

新しいことを知らないと、つまり産まれたままの知識だと、他の捕食動物により淘汰されてしまいます。絶えず経験から新しい知識、今の自分に合った知識を付けていかなくてはなりません。

同年代の子供を好む=子供同士で遊ぶのが好きだは、身につけた知識を子供同士でしっかりと自分の物にする学習の場を求めるのに好都合だからです。子供同士で得た知識からその知識を実験しないと、練習しておかないと、いざというときに役立たないからです。

与えられた環境に順応するように成長をするは、環境に順応しないと、淘汰されてしまいます。それ故に厳しい環境下では淘汰される子供も出てきますが、その厳しい感情を乗り切る知識を持った子供が出てきて、大人になって自分の子供に伝達していきます。

人間にとってこの三つの本能を満たしてくれる学校は、子供にとって好都合の場所です。子供が学校を求めない場合には、この本能が機能をしない何かが子供に、子供の属している家族に、問題があると意味で、この本能が無いと言う意味ではありません。

母親を大好きだは、母親から産まれ、母親で守られ育てられていますから、母親に一番依存をするのは当然でしょう。それ以外にも意味がありますが、今回はそこまで踏み込みません。