I can't work

>息子が不登校から6年近く経ちました。繭籠もりの毎日が何事もなく淡々と過ぎていきます。子供のしたい様にさせて、母親として後追いを続けている内に、荒れる姿を見無くなりました。今の息子の姿からは自己否定を感じられません。もし心に自己否定を感じていたら、葛藤状態を子供自身が感じていたら、無意識に表情や自律神経症状や行動に現れてますよね。良い子を演じるように、辛さを隠すように振る舞うことはないでしょうか?
>夏を過ぎた頃から、I can’t work!、俺は働けない、と言うことがありました。一緒にテレビを観ていたときだったと思いますが、表情は曇ることなく普段通りに見えました。私はすぐに、お家にいなさいよ、とか、すぐスキンシップをしてずっと守るからね、など言いながら2人で笑っていました。照れているようなふざけた顔をしていましたが、えへへと言ってそれきりです。
>このような息子の姿は自然態と感じているのですが、コメントの方の息子さんのように、高卒の学歴くらいもってないと、と言ったことは一度もありませんでしたが、働けないとか働かないとはっきりと口にすることも、自己否定からくるものでしょうか。それとも今は働けないよという自然態からでた言葉でしょうか。

>もし心に自己否定を感じていたら、葛藤状態を子供自身が感じていたら、無意識に表情や自律神経症状や行動に現れてますよね。
そうです。

>それでもなお、良い子を演じるように、辛さを隠すように振る舞うことはないでしょうか?
是非覚えておいてください。母親が子供を責めていない限り、子供は母親の前でよい子を演じません。素直なお子さんの姿です。

>夏を過ぎた頃から、I can’t work!、俺は働けない、と言うことがありました。一緒にテレビを観ていたときだったと思いますが、表情は曇ることなく普段通りに見えました。私はすぐに、お家にいなさいよ、とか、すぐスキンシップをしてずっと守るからね、など言いながら2人で笑っていました。照れているようなふざけた顔をしていましたが、えへへと言ってそれきりです。
不登校の子供が働くと言う言葉を使う場合、働く前に学校に行かなくてはなりませんから、学校に行くという言葉と同義語だと考えて良いようです。

息子さんがお母様にだめ押しのテストをしました。息子さんは分かっていても、念のためにお母様の本心から今の息子さんをそれで良いと思っているかどうかをテストしました。今の息子さんの本心が少しこぼれ出たと考えてください。素直な心です。本心です。それももっと深掘りしますと、今の息子さんの姿をお母様にテストしてお母様がテストに合格したと言うことは、息子さんは最低限今の息子さんの姿がお母様から認められていると納得する、つまりこの先、今の姿とは違う姿に挑戦しても大丈夫かどうかを確かめたと言う意味になります。挑戦してだめなら、今の姿に戻れば良いという安心感をこのテストから受けたはずです。

>このような息子の姿は自然態と感じているのですが
そうです。心が元気になってきた息子さんの自然態、それも子供として今とは違う次のステップに挑戦しようとする動きが、息子さんの心の中にある事を予想させます。

>コメントの方の息子さんのように、高卒の学歴くらいもってないと、と言った
これはリップサービスです。母親の思いに合わせた言葉です。ひょっとしたら、安心して高卒を得る動きをするために、母親をテストしたのではないかとも考えられます。

>ことは一度もありませんでしたが
それで良かったのです。

>働けないとか働かなくないとはっきりと口にすることも
働けない、働きたくない、すなわち、学校に行けない、学校に行きたくない、はお子さんの本心です。言っても親から反論されないことを分かっているから、テストという形で言えたのだと思います。今働くだけの心のエネルギーを持って居ないと判断されるから、本心で間違いないでしょう。

不登校の子供でこの言葉が出たとき二つの可能性を考えて置く必要があります。
一つは登校刺激を受けてやむを得ずこの言葉を言った場合
もう一つは、心のエネルギーは未だ働くには不十分だけれど、働く方向に心のエネルギーが貯まってきた
一つ目は、登校刺激をずっと受けていないから、息子さんには考える必要が無いです。

>自己否定からくるものでしょうか。
働けない自分を肯定している言葉だと思います。
もし、自己否定から来る言葉なら、働かなくてはならない、とか働きたいけれど働けない、と言うような言葉になると思います。

>それとも今は働けないよという自然態からでた言葉でしょうか。
間違いなくその通りです。今は学校に行かれないよと言う意味です。
本来なら学校に行かれないと言うところを働けないという言葉を用いた理由は、きっと見ていたテレビからの影響では無いかと思います。