その実不登校分類3

ある不登校の子供の母親からの質問です。

トラウマについてです。回復期になっているのですが、友達とのトラブルからの不登校だったのですか、お家で、自分は、ぽっちだからと、言います。友達が、ほしい事でしょうか?ぼっちとは、一人になると言ってました。学校に、行きたい、お勉強がしたいと言ってます。

>トラウマについてです。
すぐ前の私のMSG、恐怖刺激、トラウマ、fecorを参考にしてください。

>回復期になっているのですが
トラウマの回復期と言う言葉の意味が不明確ですね。今まで強かったトラウマの反応が弱まって、同じ恐怖刺激を受けても、その反応が弱まったという意味では無いかと思います。その恐怖刺激についてもう一歩踏み込んで考える必要があります。以下のことを加味して考えると、トラウマ、この場合はfecorですが、の反応が弱まっているとは考えられないのです。只、御母様の対応が良くなっている可能性は考えられます。

>友達とのトラブルからの不登校だったのですか
と断言されているからには不登校分類2だと、この言葉を使わなくても、理解していらっしゃると判断します。つまりそのトラブルを生じた友達が辛いから、その友達がいる学校に行かれないという意味になります。もしそうだとしたら、その友達がいないところには行かれるという意味になります。家の中で一人で過ごさなくて、学校に行かないけれど、もっと家の外に向かった動きがあるはずです。その辛くした友達以外の友達や一緒に楽しく過ごせる人と過ごせるはずです。

>お家で、自分は、ぽっちだからと、言います。友達が、ほしい事でしょうか?ぼっちとは、一人になると言ってました。
家の外に登校刺激があるから家の外に行かれないと言う意味です。上記の様にトラブルを起こした友達以外の友達となら遊べるはずです。それが出来ないと言うことは友達自体を拒否している、友達自体に登校刺激を感じているという意味になります。つまりお母様は友達とのトラブルで不登校になったと理解されていますが、確かにそれもお子さんを不登校にする誘因になっていますが、不登校になる原因に関係をしていますが、原因そのものではありません。不登校分類3のお子さんです。学校に反応をしてお子さんを辛くするトラウマ=fecorを持って居ます。
学校を連想しない子供、兄弟、姪甥などは友達になれます。また趣味の仲間の子供も友達になれます。友達を考えるときにはこの範囲で考えてあげてください。

>学校に、行きたい、お勉強がしたいと言ってます。
お母様にとても信じられないと思いますが、ことば通りではありません。お子さんの建前を言っています。建前を言わなくてはならないと言うことは、家の中に登校刺激があります。その結果として家の中の生活が楽しくないと言う意味に理解して間違いを起こしません。登校刺激を取り除く対応をお願いします。