病院受診の後に

<質問>

いわゆるニートの息子です。息子の荒れには、どことなく規則性があるようです。気がつく限り、月に1回、病院を受診します。そのあと割と早く、過食やOD 粗暴 爆買いがあります。それがないとき、息子はネットやゲームをしています。昨日は、友達がきて、楽しそうにゲームをしていました。
息子は爆買いについて自分の小遣いから少しずつ返すと言って返してくれています。けれど自分でも何んでこのような買い物をしたのか覚えてないっていっておりました。

<解説>

お子さんが辛くなる原因を一言で言うと自己否定です。

>月に1回、病院のあと。
これは自分なりに生きたいことを医療で否定されたと無意識に判断しています。つまり自分なりの行きたいのに否定された、そのような自分はだめな人間だと自己否定を生じ、その自己否定からの辛さを
>過食やOD 粗暴 爆買いがあります。
で表現しています。
常識的には、過食が問題、ODが問題、相貌な行動が問題、爆買いすることが問題だと、お子さんを否定する考え方がなされますが、それはお子さんが辛かったと言うことを言葉にしないで、行動で表現しただけなのです。

>ただ、期間はそこまでながくなく
自己否定が続いている間に問題行動をしますから、自己否定を感じたら、状況が許せばすぐに辛さからの反応症状が出ます。その反応症状とは子供が置かれている環境との関係で決まってきます。。

>昨日は、友達がきて、ゲームをしており
楽しめたので良かったと思います。このような楽しみの時間が長く続くと、お子さんの心のエネルギーがたまってきますが、病院受診がそれを全て奪ってしまっているようです。

>爆買いについて小遣いから少しずつ返す
これは爆買いをしたこと、つまり問題行動をしたことを自分で自分を否定することになります。つまり自己否定になりますから、解決を遅らせます。爆買いをしてもその場限りにして、責任をお母様がとられると良いです。つまりお金を返さなくて良いという意味です。辛かった記憶を残さない方が良いです。その辛かった大本は病院受診ですから、これを止めさせる方法に持って行かれることをおすすめします。ただし親の力で止めさせるのではなくて、子供が行きたがらないようにさせてあげるのです。

>自分でも何買ったのか覚えてないっていっておりました。
問題行動は潜在意識から、無意識に行われます。覚えていないのが当たり前なのですが、多くの場合爆買いなどの問題行動の結果を見て、その結果をお子さんの持っている知識から理由付けをして説明しています。大人から見たら弁解をしていると理解されるのです。

この内容はこのままでも出所がわかりませんから、ブログで使わせてください。

赤沼