気づいてあげる

>高校生くらいになると、本当に母親も対応に小さい子の母親以上に悩みますね。
>こどもが小さければ、まだ自室に籠ることもないし、素直に話したり暴れたり、分かりやすいです。
それは子供のfecorの反応の強さによります。お母様はお子さんからの経験からそのように考えられたことはそれで良いのですが、一般化はできません。

>高校ともなれば、退学に悩むのですね。
それは母親の悩みであり、当人は言葉では退学したくない、学校に行きたい、と言いますが、当人の本心では退学を求めているのです。

>お子さんは言わないのではなくて、きっと言えないのですね。
そうなのです。子供が母親に優しければ優しいほど言えないのです。その結果退学までの時間がかかり、fecorが強く反応して、荒れるを通り越して、心の病の症状を出す場合もあります。

不登校に関することを読んだり聞いたり、中学生の自殺を聞いたり、
>どこでどうなって、歯車が狂うのだろうと、なんでこうなってしまうのだろうと、思ってしまいます。
それは親が子供の心を知らないからです。親の思いを子供に押しつけているからです。親から見たら歯車が狂うですが、子供から見たら地獄から助けて、と言うような思いです。

>中学二年生が電車に飛び込みました。
>最近連日人身事故が起こっています。
>そうならないように、こどもが辛いよと訴えていれことに、お母さんが気づかないとなと、本当に思います。
お母様がお母様の知識=常識から子供を見るか、お母様の母性から子供を見るかの違いから生じています。

今回の東大での高校二年生の死傷事件は、学校の辛さを自分に向けないで、外に向けた例です。母親が子供の心の辛さを理解できないと、本当に悲劇になってしまう場合が結構あります。しかし多くの場合、その責任を子供に求めているのです。きっとこの東大生の事件も子供に原因が求められるはずです。