心が辛い子ども6

心が辛い子どもは登校刺激を受けていないときは心が辛くなりません。登校刺激を忘れるために、ゲームやネットに没頭しています。だからといってゲームやネットに没頭している子どもは皆心が辛い子どもとは限りません。そのために、心が辛い子どもを見分けるのが難しいという事実があります。

心が辛い子どもはなぜ自分の心が辛いのか理解していません。登校刺激を受けることの意味も、自分で登校刺激を作ってしまう事実も知りません。ですから、心が辛い子どもは自分から登校刺激から逃げ出すことはできませんし、自分で登校刺激を作ってしまうことも知りません。自分で自分の心の辛さから自分の心を守ることができません。

心が辛い子どもを見つけられるのは母親だけだと考えて良さそうです。今までの子どもの姿と異なって、子どもの姿に元気がないこと、学校に反応をすることなどを、今までの子どもの姿と比較することで見つけることができます。

他人から見て心が辛い子どもを見つける方法は、子どもが不登校を経験しているかどうかでも不完全ですが、判断できます。子どもが不登校を経験していたら、心が辛い子どもの対応をして大丈夫です。まず心が辛い子どもへの対応をして、その結果子どもが其れを拒否して、子どもなりの動きを始めたら、そのとき心が辛い子どもへの対応を病めれば良いだけですから。