母親へのアドバイス3

が辛い子どもについて、なぜ母親が悩むのか考えてみてください。

心が辛い子どもはゲームをしたりネットを楽しんでいると、母親に向かって荒れたり問題行動をしません。母親に向かって心が辛い子どもが荒れるのは、母親が子どもに嫌悪刺激、登校刺激を与えているからです。直に登校刺激でなくてもそれに相当する刺激を与えているからです。繰り返しますが心が辛い子どもは常識的なことに反応をして、つまり常識的なことが嫌悪刺激になっていて、その結果荒れたり問題行動をします。

だから心が辛い子どもの心を理解できないひとは、子どもの心が犯し、病気だ、将来問題だから正す必要があるなど、かえって心が辛い子どもがますます心が辛くなる対応をしてしまいます。そのような周囲の大人からの常識的な対応を、心が辛い子どもに守ってあげられるのは母親だけです。母親が周囲からの嫌悪刺激から子どもを守ってあげている限り、子どもは静かに自分の楽しいことにふけって時間の経過を待ち、自分の心を元気にしていきます。

つまり心が辛い子どもの母親は、常識を捨てて、子どもに加わる嫌悪刺激、多くは登校刺激を与えなければ、基本的に母親は心が辛い子どもに何もしなくても良いのです。