亜母親へのアドバイス4

繰り返しますが、子どもは母親にとても優しいです。其れは子どもの本能行動です。

子どもが母親に優しくないときは、母親が子どもを責めています。登校刺激を与えています。そのようなとき、母親は子どもを責めている、登校刺激を与えていると感じていませんから、常識的に子どもに向かい合っていると考えていますから、子どもが荒れたり問題行動をするのは子どもに何か問題があると考えてしまいます。子どもをどうにかしなくてはならないと、場合によっては医療や他人の力を借りて解決しなければならないと考えます。

子どもは母親にとても優しいです。その子どもが母親に向かって荒れたり問題行動をする場合、母親にその気はなくても子どもを責めています。そのとき、母親だけは子どもに問題があると考えないで、自分としてはその意図はないけれど、子どもは母親から責められていると感じていると理解してください。

つまり母親は、母親として何かしなくてはならないと感じても、其れは常識であり、今の自分の子どもには好ましくないと気づいてあげて欲しいのです。結論として自分の子どもの方で何か言ってくるまで何もしなくて良いのです。子どもの要求を100%笑顔で即座に叶えて、其れ以外の時は子どもを見ない、子どもに言わない、母親の笑顔、で過ごしていれば良いです。

これでは子どもが好き勝手なことをしてかえって子どもの障害が問題になると考えるのは、大人の心を子どもに当てはめるひとの考え方です。子どもの心を粘土細工のように0から育てることはできません。生物として不可能なのです。生物として可能なのは、子どもには本能がある。その本能から子どもは成長をしようとしますから、その本能を利用して、子どもが育つのを母親は手伝えば良いだけです。