こんなに長い時間がかかって

>私も、他の不登校支援機関や復学支援で(子供に登校刺激を与えるような)復学した話をネットで見ます。先生の元に、そういった機関の指導を受け一時的に学校に行くようになったが、その後また学校に行けなくなり、精神的にも悪化した状態になった子供が、実際に患者として来たり、また母親からそういう相談が来ているんですか?
私のところの相談は、ほとんど全ての不登校の子どもについての相談は、色々なところで相談や対応を受けて、どうにもならなくて、其れまでの対応を親の方であきらめて、私のところに相談に来ています。早めに子どもの心の辛さに気づかれて、子どもに心のエネルギーが残っている内に相談に来られる方、荒れがひどくて親としての対応法がなくなってくる方、既に心の病の症状を題してクスリを飲んでいるけれどどうにか子どもを守りたいという方など、色々な形の不登校の子どもの相談が来ます。

>息子は心が辛いからという思いで、息子には何も口を出さずにやってきました。
不登校などの心が辛い子どもへの対応を短い言葉で言うと
1)共感とスキンシップ
2)子どもの要求を笑顔で即座に100%叶えてあげる
3)お子さんを見ない、お子さんに言わない、御母様の笑顔
です。ただ口を出さないと言うだけでは、上記の言わないだけしか満たしていないのかも知れません。

>ゲームYouTubeしかしない、昼夜逆転、入浴しない、歯も磨かない、食べたい時に食べ、そんな生活が1年、2年、3年…と続くうちに、
其れを認めてくださる御母様に、お子さんに代わってお礼を申し上げます。
このような生活をしている内に、子どもは心のエネルギーを大きくしていきます(心のエネルギーには方向性があります。その方向性から、御母様が希望なさる方向に心のエネルギーが向いていないと言うことなのでしょう)が、学校に向かう心のエネルギーが貯まるのは最後の最後のようです。

心のエネルギーの見方は、子どもの自分発の意思がどれだけ出ているかと言うことで、推測されます。

ここに書かれているお子さんの姿から、未だ心のエネルギーが十分に貯まっていない可能性、
心のエネルギーが貯まってきているけれど、ここに書かれている方面に向かって心のエネルギーが注がれていないこと
ここに書かれているお子さんの姿から、御母様の希望するお子さんの姿になるためにはもっと心のエネルギーが必要で、現時点で御母様の希望するお子さんの姿になろうとすると、せっかく貯まってきた心のエネルギーを失ってしまうこと、
などの可能性がありますから、そのを考えて、お子さんへの対応を考える必要があります。

>こんなに長い期間かかって、まだ心が辛いの?
十分な心のエネルギーが貯まっていないと言うことは、お子さんの心が未だ辛いと言うことです。その辛さの原因はほぼ100%登校刺激か、自己否定などの否定です。ここでの御母様の言葉はお子さんの今の姿を否定なさっている言葉ですね。
常識的には、お子さんを母親としてどうにかすべきとなっていると思いますが、其れがお子さんにとって辛い、心のエネルギーを奪ってしまう場合が多いです。それ故に、不登校で辛い子どもの御母様に、常識を捨ててくださいとお願いすることになります。

>まだ辛いから、生活を正そうとしないの?
未だ辛いから、生活を正そうとする心のエネルギーが貯まってこないのです。お子さんとして、御母様の希望に添う生活をしたいのですが、しようとすると辛くなり、その辛さからますますゲームやyoutubeにふけることでその辛さを忘れようとしているのです。

>いつまでかかるの?と、焦りが募るばかりです。
その焦りはよく分かるのです。いわゆる常識的な、普通の子どもとして育って欲しいことはよく分かりますが、今のお子さんは其れができないのです。学校に反応してお子さんを辛くするトラウマ=fecorが反応をしてしまうからです。または否定されていると感じるだけでとても辛くなるからです。