久しぶりに頂いたメール

数年ぶりにメールをします。当時は本当にありがとうございました。

息子が小6の一学期に不登校になり、6年たちました。色々と相談させていただいてもなかなか上手く息子への対応ができなくて、ついついゲーム漬けネット漬け、生活のリズムを取り戻させようとして、苦しかった日々が続きましたが、息子の生活を全て息子に任せて、登校刺激から息子を守り続けてきました。息子を信頼して、目の前の息子を認め、息子を無条件で信頼してやってきました。全責任は私が取るから、私はこの方針でやっていくからと夫を説得しました。

夫の両親、私の両親とも、特に何も言わないでつきあってくれたので、助かりました。学校のお母さん達との付き合いではいろいろと言われることに耐え切れず、引っ越しました。息子には学校の籍だけ転校をさせました。引っ越したことは、引っ越しても息子のゲーム付け、ネット付けは変わらなくて、息子にとって良かったかどうか分かりませんが私にとっては、常識を振り回す他の御母様達とのつきあいの負担が無くなって心が楽になり、とてもよかったです。

息子は中学は全く行かず、高校は自分で通信高校を見つけてきて、登校に関して月1でスクーリングに行っていました。大学受験をすると言い、高2の頃から週2で塾に行き始めました。

今年の受験は失敗しましたが、浪人すると言い出し、4月からオンライン授業の予備校に通い始めました。昨年の3月に私が娘と旅行すると言うと自分も一緒に行くと言って、3人で旅行しました。その頃から普通に朝起きて夜お風呂に入るような生活を始めました。それまではいつ起きていつお風呂に入っていつ寝ているのか分からない生活でした。そして人が変わったかのように暗い表情ではなくなり、生活のリズムが普通になり、外出もするようになりました。予備校には毎日出かけ、夜帰ってきます。

夫はどうしてこんなに変わったんだとびっくりしています。私の両親と夫の両親はとても喜んでいます。私も息子の表情が生き生きと明るく変わったことがとても嬉しいです。今、苦しんでいるお母さん達にいつかはこうなると知らせたいです。周りの声からは逃げて子供と自分を守って欲しいです。