ある母親の意見

弱者、強者という考え方ですが、以前は、弱いことが悪くて、恥ずかしくて、強くあれという思いが、親のこころのどこかに、あって、こどもも、同様に感じていたと思います。

最近になって、一つ一つ納得をしてきて、こどもが、弱いことが、悪いことでもなく、恥ずかしいことでもないことに、納得しました。

生まれ持った、物事に対する反応の仕方は、その子にはどうすることも出来ないということもわかりました。
こどもが安心して成長しながら、弱い、強いを知り、自分でこうなりたいと、自分で変わっていくのだとわかりました。大人になるにつれて、知識もつけて、だんだん強くなっていくのだと思います。

こどものころ弱かった子がそのまま大人になるわけではないし、こどものころ、強かった子が、本当に強いかどうかもわからないし、そのまま大人になるわけでもないです。

だから、こどもが学校で泣いたり、弱い立場で、いじめられたりしたら、さっさと、逃げて、守られるのが良いことだと実感しています。

本当は、こどもが、もっと、社会に飛び出して行ってから分かることがあるのでしょうけれど、なんとなく、こころのエネルギーがない状態から、少しずつ、元気になっていく様子を感じて、その飛び出していくまでのこころのエネルギーをどう貯めて、使っていくのか、のようなことが、うっすらと、見えた気がしています。

と言いつつ、完全完璧な、不登校ですし、引きこもりの鏡?とも言えるかもしれません。
ただ、興味のある事、場所には、外出に誘われます。きっと、そのしたいことをすることで、また元気になっているのかな、とも思います。

普通のこどもが知らないようなことまで、動画で知っているので、本当に、どう成長して、最終的にどこへ飛び出すのか、本当に、No  Ideaです。
不安がないとも言えませんが。不安とも違うヘンテコな気持ちです。