高校探し

>最近、息子が「中学2年になったし、塾に行って、高校に行きたい」と言うので、
>「ママは行って欲しくないな」と伝えたら、
>「高校に行かなきゃ、人生終わる」と言いました。
>この場合は、「辛いね」と共感して、背中をさすったりしてスキンシップでよろしいのでしょうか。
そうですね。御母様だけは息子さんに学校へ行くな、家で楽しいことだけをしておきなさいと言われて、後は後追いでお願いします。
この対応は常識に反します。常識では息子さんに将来に向かってのアドバイスをする物です。それが本当に息子さんの心に沿っていればそれは効果的ですが、ほとんど全ての場合、息子さんの心に沿っていません。その結果息子さんは無理をしてしまい、せっかく元気になってきたことが無駄になるばかりでなく、息子さんと御母様との信頼関係を壊してしまいます。この方法で息子さんなりの意思が出てくるまで待つ対応をすると、時間はかかりますが、息子さんは自分の心から、自分の将来を見つけられます。

>最近、高校について、本人は悩んでいる様子で、塾はどこがいいんだろう?とか、大学に行きたいから、不登校の子でも行ける高校はあるの?と聞いてきます。この質問には「わからないな」と言って、答えてません。
常識では色々な学校を教えるし、アドバイスもする物ですが、不登校から元気になってきた子供はその子どもの意思を出させる必要があります。ですからこの対応で良いです。

>「他人事だね」と本人はイライラしたり、悲しくなるみたいです。
それは未だ高校に行くだけの心のエネルギーがないという意味です。高校に行くだけの心のエネルギーが貯まると、自分から高校を見つけてきます。

>一緒に考えてあげる方がよいのでしょうか。
息子さん君なりの成長は息子さんしかできないから、一見他人事のように理解されます。自分で動いて見つけないと、また辛くなってしまいます。ただし息子さんから出た指示は指示の範囲で実現してあげてください。つまり後追いです。それにより息子さんは自分の心のエネルギーに合わせた高校探しをするはずです。