もう4年たつよ 解説1

>実は今日、息子の同級生が3人「**の顔を見に来た」と言って息子に会いに来ました。突然だったため息子にどうするか聞いてしまい、ちょっと行ってくると言って、友達と外で1時間程度話をして帰ってきました。
大人の心と子供の心とは異なります。大人の心ならこのように不登校の子どもに関わることはありますが、子供はほぼ100%自分のことで精一杯です。他の子供の面倒を自発的にする心を持っていません。他の子供の面倒を見るからには、それなりの理由があります。多くの子供は大好きな母親が喜ぶから兄弟姉妹の面倒を見ますが、とても他人の子供の面倒を自発的に見る心を持っていません。その意味では母親を介在しないかっぎり、極めて自己中心的です。
それでも心が優しい子供では、他の親しくしている子供の辛いことを思いやることはあっても、その親しくしている子供をより辛くするような言動はしない物です。そのほかの子供を優しく思いやる場合でも、その結果を母親に告げて、母親から褒めてもらいたい物です。全く母親と無関係に他の子供を思いやることはないと考えて良いと思います。これは経験的な事実です。

>帰宅してから、テレビを観ていた私の横に座り、「明日学校に行く」と言いました。私は「行かないでいいから家にいなさいよ」と言う
息子さんはとても強い登校刺激を受けたはずです。同級生は教師の言葉を伝えてたはずです。同級生が子供である限り、不登校の子どもを責めるほどの登校刺激を与えることはありません。それだけ強い教師の代弁をして、登校刺激を与えたと言うことは、これら3人の同級生も教師に対してよい子を演じたはずです。しっかりとした意思を持っていない、教師の言いなりになる子供達だったという意味でしょう。つまり教師に対して弱みを持っている子供達という意味になります。きっと3人の子供達の母親から内申点を上げるために、教師に従うように言われていたのではないかと思います。