解説3

もうずっと学校の友達とも連絡を取っていなかったし、広島の友達とのオンラインもしていて夜な夜は楽しい~~~と言って嬉しそうに話をしてくれていたので、こんな登校刺激を受けて泣きじゃくるなんて予想外でした。私自身息子はあんなに毎日笑っていたのに、まだ心に傷があったの?ととてもショックでした。今後もし学校の話がでたら後追いでよいと思ってきましたが、今日は学校は行かないで家で寝てればいいからと言うのが精いっぱいでした。息子が明日学校に行くと言っても止めました。

>もうずっと学校の友達とも連絡を取っていなかったし、
母親が息子への登校刺激から守っていたという意味です。この対応自体も常識に反しますし、偏見だと言われるかも知れませんが、不登校で心が辛い子供にはとても大切なことです。

>広島の友達とのオンラインもしていて夜な夜は楽しい~~~と言って嬉しそうに話をしてくれていたので、
ネットで友達関係を楽しんでいたという意味です。勿論同級生の友達のように直にあって会話を楽しんでいたのではありません。同級生と直に会って会話をするととても強い登校刺激を受けます。ところが不思議なことなのですが、ネットでの会話を楽しめている子供では、相手から学校の話などの登校刺激を受けても、登校刺激としてそれほど効果ない、場合によっては全く効果がないのです。

ただし不登校になったばかりの子供では、やはりネット上の友達から登校刺激を受けると、その登校刺激をもろに受けてしまいます。とても辛くてネットを楽しむことができなくなります。

その違いはきっとネットの楽しみ方の違いから来るのではないかと思われます。ネットを十分に楽しめている子供では、ネットの楽しみの方がネット上で受ける登校刺激より遙かに大きいから、長年ネットを楽しんでいる子供ではネット上の登校刺激が登校刺激として機能をしていないのではないかと推測されます。つまりネット上の楽しみと、ネット上の登校刺激の辛さが相殺されて、ネット上の楽しみの方が強いという意味です。

>こんな登校刺激を受けて泣きじゃくるなんて予想外でした。私自身息子はあんなに毎日笑っていたのに、まだ心に傷があったの?ととてもショックでした。
つまりネット上の登校刺激と直にあった友達から受ける登校刺激と、御母様が区別するのを忘れられていたという意味でしょう。

>今後もし学校の話がでたら後追いでよいと思ってきましたが
ネットを十分に楽しめている不登校の子どもなら、ネット上から受けた登校はそれほど強くないというか無視をして良いです。

>今日は学校は行かないで家で寝てればいいからと言うのが精いっぱいでした。息子が明日学校に行くと言っても止めました。
今回の登校刺激について、それがベストに近い対応です。
息子さん発の意思、つまり息子さんの方から友達を求めて合うのなら構いませんが、と言うより帰って良いですが、友達の方から来た場合には母親はその友達と合わせない方が良いです。たとえ息子さんが会っても良いという場合でも、会わせない方が良いです。母親が会わせないようにしても、息子さんの方からそれを押し切って、会おうとする(息子さんがその友達を見たときには絶対に会わせるべきでないです)場合には、息子さんに任せるので良いです。