急ぎコメントへお答え

>昨年約1年不登校だった小学生の息子がこの4月から通常登校しています。新学期の初日から、約3か月経った今も、1日も休まず遅刻もせず、何事もなかったように普通に通っています。宿題もやり、放課後に友達と遊び、初めてのクラブ活動も楽しんでいるようです。良く話し、良く笑い、良く食べ、よく寝て、不登校以前と全く変わりません。不登校前よりも、素直で自然体になったような感じもあります。(不登校の1年くらい前からは、あまり返事をしない、上の空、何を聞いても誘ってもどっちでもいいとか、Noの返事が多かったです)

 

不登校には

不登校分類1:持って生まれた性格から今の学校のあり方に合わないこども

不登校分類2:学校内にとても辛いものができて、それがあるために学校に行かれないが、それがなくなると学校に行かれるようになる。別の表現をすると、学校内の物に反応をするトラウマを持ってしまい、そのトラウマを反応させる物があるか限り学校に行かれないばあいです。それがなくなると学校に行かれるようになります。トラウマですから普通の子供では何でもない物、とても学校に行かれなくなるほど辛い物ではない物です。ですから親でもその原因が分からない場合が多いです。

不登校分類3:学校そのものが学校という概念で子供が辛くなる場合です。この場合では学校を意識しただけで辛くなり、荒れたり問題行動をしたり、心の病の症状を出します。多くの不登校の子どもがこの分類に属します。

 

お子さんは不登校分類2だったのでしょう。

 

>ただ、自宅での勉強は自主的にはあまりやらず、ユーチューブやゲームをして過ごす時間は長いです。

これがあるから不登校分類3にならなかったのだと思います。

>ほぼ引きこもっていた昨年1年間は一体何だったんだろう、と、今でも正直分かりません。これは普通のことでしょうか?

何が辛くて不登校になったのか分かりません。でも家で楽しく過ごせていたから、不登校分類3にならずにすみました。

色々な相談場所で子供が学校に行かれるようになった場合の中に、不登校分類2の場合が多いと推測しますが、場合によってはよい子を演じて学校に行きだしたという場合もあると思います。その場合にはその後とても辛い不登校になります。

>それから、あともう少しで夏休みを迎えます。1学期は1日も休まずよくがんばったね、毎日よく頑張ったね、と褒めてあげたいのですが、学校に行くことを褒めるのは良いことでしょうか?

不登校分類2で学校に行かれるようになった場合でも、学校内に完全に子供にとって辛い物がなくなっているのならこのような対応をしても問題ないです。多くの場合未だ学校内に完全に子供にとって辛い物がなくなっていない場合があります。その辛さ以上の学校の楽しさがあれば、子供は学校に行ってしまうと言う場合の、不登校分類2の場合があります。この場合には言われている対応はかえってこどもをつらくするでしょう。

結論的に言えば、学校が楽しいから今お子さんは学校に行き続けています。そのお子さんにここに書かれているような褒め言葉を言っても意味がありませんし、場合によってはかえって不登校になってしまう場合もあり得ます。淡々と学校生活をさせてあげる、お子さんの後追いで良いと思います。

>学校に通っていることを特別に褒めるようなことはやめた方がよいのでしょうか?(登校刺激になる?子どもが意識してしまうのは良くない?)

褒める必要がないし、逆に不登校になる危険性があります。止めることをおすすめします。

>また夏休みや2学期の登校時に向けて注意することなどありましたらアドバイスをいただければと思います。

お子さんの自然の姿を後追いなさることをおすすめします。

 

>例えば、夏休み中も不登校時と同じように何も言わないで昼夜逆転でもゲームでもユーチューブでもなんでも自由にやらせた方が良い、

後追いですから、お子さんからの要求以外に、何も言わない、何もしないという意味です。

 

>逆に、もう心がつらい子どもでないのであれば昼夜逆転で生活が乱れたり宿題が終わらずに2学期に登校しづらくならないように、多少は親が誘導してあげた方が良い、とか。もう、常識的な対応に戻ってよいのか、戻った方が子どものために良いのかどうか判断が難しく...

親としてこのように思われるのはよく分かりますが、それがお子さんを辛くする場合があります。ほおっておいてもどんどんお子さんなりに学校と関わるでしょうから、親の判断を優先しない方が良いと思います。

繰り返しますが、親の心と子供の心と異なります。子供は自分の心に沿って行動しますから、それを後追いなさることをおすすめします。親の心で対応をすると、子供の心に反したことをする可能性が高くなり、かえって難しい心の問題を生じます。