不登校対応の一面

不登校の私の甥っ子も、その親から、学校へ行くな、勉強するなと言われてきました。この対応法だそうです。
元々甥っ子の親は過干渉、過保護、管理的、規範意識の強い親で、子供が何事も自分で考え判断し対処していく能力を奪って、荒波の学校生活を渡っていく力と気力を失わせ、学校へ行かれないようにしておきながら、今度は学校へ行くな、勉強するな、やりたいように生活しなさいと。甥っ子はゲームにドはまりし、風呂にも入らず昼夜逆転、それでも、それでいいんだと親は言っていた。

その結果、甥っ子はもう10年以上も引き籠りですよ。強迫神経症を発症してるようで、風呂に入ってるのかと思えば、何十分も手を洗っている、一時間以上も浴槽の掃除をしている、実際の入浴は2時間超え、家具の数ミリ単位のズレも許せず鬼の形相で直す、掃除を繰り返す、夜寝る前は家中の鍵がちゃんとかかっているか、何度も何度も確認する。
それから下の方と多分同じ、パニック様の症状。急に不安感に襲われ、身体を強張らせ震えながら嗚咽する。
これらは不登校5年目、中学三年高校受験の年から出始め、親はそれでも精神科に連れていかず、今も家にその状態の息子を置いている。

登校刺激をなくせばいいんだと、小学校時代に学用品を全部捨て、中学も制服も買わず、入学式にも参加させず。とにかく一切学校というものを断ち切り。甥っ子は親のその行動には泣いて怒ったらしいが、その後落ち着いたからと、未だに親はこれでよかったんだと信じて疑わない。私から見れば、親に諦められたんだと絶望したとしか思えないんだが。そうでなければ、その後精神病的な症状が出てくるはずがない。

なぜ精神科へ連れていかないのかと聞くと、精神科に行こうということが、今の本人を否定することになると親は言う。もうそんな事を言っていられる状態じゃないのに。

甥っ子の母親はふくよかだったのがこの10年で激ヤセし、笑顔が大事だと言っているが私から見ればもう気持ちの悪い、引きつったを超えて狂ったような笑顔を甥っ子に向け、二十歳を超え引きこもりで超肥満体となりボーッとノシノシと家の中を歩く息子の背中を撫でたり頭を撫でたり。親も子も、もう壊れているとしか思えない。

私が、二年ほど前、甥っ子と二人になった時に甥っ子に思いきって聞いた。「おじちゃんとちょっと外にでも行ってみないか」と。甥っ子は首を横に振り、「外は嫌か?」と聞くと、「どっかに行きたいって行っても、父さんや母さんが家にいろっていつも否定されるから、その内に外に出る気も失せた。」と。私は愕然とし、「お前の父ちゃんや母ちゃん、お前に学校へ行くな勉強するなとも言ってたらしいよな。それ言われて、どう思ってた?」と聞いたら、そのまま下を向いて黙り込んでしまった。

この不登校の対処法は、子供の年齢性別性格関係なく、子供の脳ミソはこうなっているからと十把一絡げにして全ての不登校児に同じやり方をさせているそうだが、私は間違っているとしか思えない。合う子には合うだろう。でも合わない子だって当然いる。
甥っ子の親は、この方法以外のやり方は必ず失敗し、大人の引きこもりとなる、もっと大変なことになると最初に言われて、ずっと続けてきたそうだが、それでも大人の引きこもりになり、精神病まで発症している。
甥っ子の父親は、「このやり方以外の事をやると後々もっと酷くなると言われれば、続けざるを得ない」と言っていた。

下の方も言うように、学校へ行くなとか勉強するなとか外へ行くなという不登校児への極端な言葉が、全てそれぞれ違う性格や気質を持った子供達に一様にマッチなどするはずがないと思う。癒しになる子もいれば、親に諦められたんだと余計に無気力になる子もいるだろう。

この対処法を続けておかしくなっていく子供をそのまま放置し続ける親にも責任があるが、親だけの責任ではない。

不登校の私の甥っ子も、その親から、学校へ行くな、勉強するなと言われてきました。この対応法だそうです。元々甥っ子の親は過干渉、過保護、管理的、規範意識の強い親で、子供が何事も自分で考え判断し対処していく能力を奪って、荒波の学校生活を渡っていく力と気力を失わせ、学校へ行かれないようにしておきながら、今度は学校へ行くな、勉強するな、やりたいように生活しなさいと。甥っ子はゲームにドはまりし、風呂にも入らず昼夜逆転、それでも、それでいいんだと親は言っていた。
この文章からお子さんは学校に向かう心のエネルギーがない状態で学校に行っていたようですね。学校がFCS(恐怖の条件刺激)になっていたなら、この対応で悪くなかったはずです。ですから対応として間違っていなかったはずです。この対応でなぜお子さんの心のエネルギーがプラスにならなかったのか、それはMSGから分かりません。

>その結果、甥っ子はもう10年以上も引き籠りですよ。強迫神経症を発症してるようで、風呂に入ってるのかと思えば、何十分も手を洗っている、一時間以上も浴槽の掃除をしている、実際の入浴は2時間超え、家具の数ミリ単位のズレも許せず鬼の形相で直す、掃除を繰り返す、夜寝る前は家中の鍵がちゃんとかかっているか、何度も何度も確認する。
>それから下の方と多分同じ、パニック様の症状。急に不安感に襲われ、身体を強張らせ震えながら嗚咽する。
>これらは不登校5年目、中学三年高校受験の年から出始め、親はそれでも精神科に連れていかず、今も家にその状態の息子を置いている。
精神科に連れて行ったら投薬により、症状が固定してしまうことを御母様は知っていらっしゃるのかどうか分かりません。でも心のエネルギーをプラスにする対応が成されていなかったことが推測されます。

>登校刺激をなくせばいいんだと、小学校時代に学用品を全部捨て、中学も制服も買わず、入学式にも参加させず。とにかく一切学校というものを断ち切り。甥っ子は親のその行動には泣いて怒ったらしいが、その後落ち着いたからと、未だに親はこれでよかったんだと信じて疑わない。私から見れば、親に諦められたんだと絶望したとしか思えないんだが。そうでなければ、その後精神病的な症状が出てくるはずがない。
登校刺激を無くすることは、不登校の子どもにとってありがたいことです。家に引きこもって母とこの信頼関係が出来ること、心のエネルギーを高める対応があることが、このMSGから見えてきません。不登校になる前の御母様の子育てから、きっとなかったのではないかと思います。それだけでなく、家の中に登校刺激が残り続けていたから、お子さんの心のエネルギーが高まらなかったのではないかと推測します。

>なぜ精神科へ連れていかないのかと聞くと、精神科に行こうということが、今の本人を否定することになると親は言う。もうそんな事を言っていられる状態じゃないのに。
クスリは精神疾患の症状をなくします。しかし大本のその症状を出す物をなくしているのではないです。ですから見かけをよくするだけで本質的な解決にはなりません。

>甥っ子の母親はふくよかだったのがこの10年で激ヤセし、笑顔が大事だと言っているが私から見ればもう気持ちの悪い、引きつったを超えて狂ったような笑顔を甥っ子に向け、二十歳を超え引きこもりで超肥満体となりボーッとノシノシと家の中を歩く息子の背中を撫でたり頭を撫でたり。親も子も、もう壊れているとしか思えない。
この文章を読むと母親と子供との間に信頼関係がないと判断します。なぜ母親が激やせしなければならなかったのか、それは母親の先周りをした対応、子供を信頼しない対応が次から次へと成されていた、その結果に御母様が苦しんでいたと言うことだと思います。

>私が、二年ほど前、甥っ子と二人になった時に甥っ子に思いきって聞いた。「おじちゃんとちょっと外にでも行ってみないか」と。甥っ子は首を横に振り、「外は嫌か?」と聞くと、「どっかに行きたいって行っても、父さんや母さんが家にいろっていつも否定されるから、その内に外に出る気も失せた。」と。私は愕然とし、「お前の父ちゃんや母ちゃん、お前に学校へ行くな勉強するなとも言ってたらしいよな。それ言われて、どう思ってた?」と聞いたら、そのまま下を向いて黙り込んでしまった。
引きこもりの子供に外に出る対応をすること自体が、引きこもりの子供の心を理解していらっしゃらないことが分かります。つまり引きこもりを否定していらっしゃるという意味ですね。息子さんとの会話はそのまま理解すると間違えます。息子さんとおじさんとの関係で、息子さんの心が元気なら本当のことを言うでしょうが、心が辛い場合にはその場から自分を守る言葉になります。信頼関係がないと子供の心の中を素直に教えてくれません。

>この不登校の対処法は、子供の年齢性別性格関係なく、子供の脳ミソはこうなっているからと十把一絡げにして全ての不登校児に同じやり方をさせているそうだが、私は間違っているとしか思えない。合う子には合うだろう。でも合わない子だって当然いる。
子供にとってその子供の全てが母親に依存をします。これは子供の本能です。全ての哺乳類がそうですから、人間も間違いなくそのはずですし、実際に子供の行動を見ていると、それが当てはまります。ただしそれは母親と子供との間に信頼関係がある場合です。信頼関係がないと子供が問題行動をするのは他のほ乳類と同じです。他のほ乳類の場合には、子供が問題行動を起こすことは死を意味します。人間は信頼関係がなくても生きていけます。信頼関係がなくて、そのために問題行動をしても、しようとしても、それも出来ないように対応をされていると、心の病の症状を出します。
あくまでも推論ですが、この子供は不登校になっても登校刺激があったはずです。そして問題行動をしようとしても出来なくて、心の病の症状を出しているはずです。そのあたりのことがMSGにないので、はっきりと言えません。
不登校と言うことだけで対応をしても、必ずしもうまくいきません。この信頼関係、登校刺激という観点で、不登校を見ないと、解決法が見つからないのです。

>甥っ子の親は、この方法以外のやり方は必ず失敗し、大人の引きこもりとなる、もっと大変なことになると最初に言われて、ずっと続けてきたそうだが、それでも大人の引きこもりになり、精神病まで発症している。
>甥っ子の父親は、「このやり方以外の事をやると後々もっと酷くなると言われれば、続けざるを得ない」と言っていた。
どこかに信頼関係のなさを推測します。目先の対応法は間違っていないのですが、信頼関係がないと、子供の心に届かないのです。

>下の方も言うように、学校へ行くなとか勉強するなとか外へ行くなという不登校児への極端な言葉が、全てそれぞれ違う性格や気質を持った子供達に一様にマッチなどするはずがないと思う。癒しになる子もいれば
間違いなく癒やしになります。しかし母と子供との間に信頼関係がないと、母親のする対応に、子供が母親の嫌がる方向に反応をします。

>親に諦められたんだと余計に無気力になる子もいるだろう。
母親と子供との間に信頼関係がないとこうなります。それでも子供は母親を信頼しようとするのですが、MSGに書かれていない、子供の信頼を裏切る母親の対応があったはずです。

>この対処法を続けておかしくなっていく子供をそのまま放置し続ける親にも責任があるが、親だけの責任ではない。
信頼関係を高められるのは母親だけです。母親が素直な母性からの対応をするとこのようなことになりません。母親に何か母親なりのこだわりが、お子さんを信頼できない何かがあったはずです。
MSGには不登校に対しての対応の一部しか書かれていないので、母親が子供の心に沿った対応をしたかどうかが書かれていません。不登校の子どもへの対応の一面だけを見られて、このMSGを書かれていますから、この程度のお話しか出来ません。