不登校と母親不登校と母親

勇気。たしかに、学校ときっぱり、縁を切るのは勇気がいるのかもしれないですね。
登校刺激を一切無くせば、こどもが元気になるのかも、わからないですよね。
でも、学校を休ませて、家で好きなことをさせてあげているなら、お子さんにとっては、OKではないでしょうか。
あとは、お母さんが、学校との関わりで、辛くならなければ、、、と思います。
行かれないこどもの気持ちと、学校とのやりとりの間の葛藤が、お母さんには、つらい気がします。一切縁を切るというより、一時的に縁を切ると思ってはどうでしょうか?
先のことは、学校にいっていたとしても、なにが、どうなるか、わからないですし。
PTA、こどもが学校に行かないのに、やらなければならないのは、つらいですね。これは、学校も配慮すべきと思います。

私(不登校問題を脳科学的に研究している研究者)の見方
不登校は学校を恐怖の条件刺激(FCSまたはfecos)とする恐怖を生じる条件反射です。この考え方は脳科学的に正しいですが、一般の人は恐怖を生じる条件反射と言うことを知らないで、ただ恐怖、辛い、その様な思いから不登校を見ていらっしゃいます。それでは経験論だけになり、子供の心にそうという体験をした人は経験論だけで対応が出来ますが、一般の人はただそう思ったと言うことだけになります。勿論一般の相談を受ける人、いわゆる専門家も数多くの人の相談に乗っていると言うことだけで、科学的な考え方をしていません。不登校は学校または学校に関係して学校を連想させる物を条件刺激とした恐怖を生じる条件反射です。それを理解しないと、子供の心に沿った対応が、科学的には出来ないはずです。統計を利用する専門家もいますが、統計自体は科学ですが、その統計を取る時のサンプルに非常に大きな主観が関与しています。医学ではこの主観的な量を数値化して統計を取っていますが、この数値化する時に主観が関与していますので、医学統計にも本当にこれ正しいの?と疑う時がしばしばあります。それを元に本論に入ります。

>勇気。たしかに、学校ときっぱり、縁を切るのは勇気がいるのかもしれないですね。
不登校なら、学校が恐怖の条件刺激になっていて、お子さんが学校に恐怖の条件反射を起こしていますから、学校をなくせばこの条件反射を起こしません。人間も動物ですから、脳科学が当てはまるのです。特に子供は当てはまります。大人は意識的行動が可能ですから、脳科学より意識を分析する今の心理学が当てはまります。そのために、可能なら母親に学校をなくしてもらいます。必ず子供は楽になり、その分元気になります。しかし母親も人間です。母親の心の辛さも考えなくてはなりません。御母様には今の心理学が当てはまります。

この場合御母様の心の辛さを考える必要があります。常識と全く反対の学校に行かさない対応を理解するには時間がかかります。それもよく分かっていますが、お子さんは死ぬ思いをしていることも気づいて欲しいのです。お子さんの見かけから判断している他人ではなかなか分かりません。御母様の母性を引き出す対応が必要なのですが、このブログの中ではその相談が出来ません。きっと御母様の周囲にも、脳科学的に不登校は恐怖の条件反射だと理解して対応を考えてくれる(それが不登校の子供の心に沿った対応になります)いわゆる専門家がいないのです。御母様の母性を引き出す対応は今の心理学でも出来るのですが、其れをしてくれる専門家もなかなかいないと思います。でも、この武と具を読んでくださっている御母様方の中には、この対応をなさっていらっしゃる御母様の心を理解して共感してくださる御母様、例えばsoratockocoroさんのような方がいらっしゃいます。私はどうしても子供の立場に立たないと子供を守られないので、先ず子供の立場に立ってお話をして、それに対する母親の反応を見て、母親の心を踏まえた対応をすることになります。

その意味で学校ときっぱりと縁を切れる御母様なら、子供の心への対応だけで良いのですが、それが出来ない御母様にはそれなりの対応の仕方をお話ししたと思っています。それでもこのように御母様に共感してくださる他の御母様がいらっしゃることは本当にありがたいことです。

>登校刺激を一切無くせば、こどもが元気になるのかも、わからないですよね。
ここが他の専門家と違うことです。不登校の子どもなら必ずなります。それでも家の中に登校刺激があると、思ったほど元気にならないかも知れませんが、不登校の子どもから学校を取り除くとその分必ず元気になります。

>でも、学校を休ませて、家で好きなことをさせてあげているなら、お子さんにとっては、OKではないでしょうか。
それでも常識的な御母様なら、子供がゲームズ家になることに、ネット漬けになることに、不安を感じる御母様が多いです。WHOからゲーム中毒、ゲーム依存症という言葉が一般化しているぐらいですから。
本当に家で好きなことを制限なしにさせてくれるなら、このMSGはその通りだと思います。

>あとは、お母さんが、学校との関わりで、辛くならなければ、、、と思います。
>行かれないこどもの気持ちと、学校とのやりとりの間の葛藤が、お母さんには、
>つらい気がします。一切縁を切るというより、一時的に縁を切ると思ってはどうでしょうか?
子どもを学校に行かさないということは、母親も学校に関わらないと言うことになります。これは常識的な母親には理解できないことではないかと思います。御母様が学校に関わらないと言われても、学校が御母様に関わりを求めてきますから。この学校への母親の対応も、母親を苦しめますから、子供の不登校に対応するののとして、その母親への対応もとても大切です。それ故にとてもブログで子供への不登校対応法を述べても、母親への対応は書くことが出来ません。

>先のことは、学校にいっていたとしても、なにが、どうなるか、わからないです
確かに学歴で将来が決まる時代は終わっています。学歴はなくても大学に行かれますし、社会に出て行かれます。今の時代心のエネルギーです。普通に言うなら意欲です。意欲があれば、学歴がある人のような就職は出来ませんが、結果的に同じような社会人になれます。苦しんで社会人になり、社会人で苦しむより、子ども時代の学歴をパスして、大人になって輝くという生き方があることを御母様方にお伝えしたいのです。

>PTA、こどもが学校に行かないのに、やらなければならないのは、つらいですね。
>これは、学校も配慮すべきと思います。
そうですね。学校は不登校だからと言って配慮してくれないでしょう。不登校の子どもの母親にとってとても辛いと思います。またそれを子供が知ると登校刺激になり、子供が元気になりにくいです。学校はそれを知りません。学校は母親とのつながりを切りたくないのです。子供を母親を利用して学校に来させるためです。