不登校の子どもの数

今日のNHKのニュースで昨年度の不登校の子どもの数が24万人と報道されました。きっと学校から報告された数を集計した結果だと思います。現実には不登校として報告されていない子供の数もあるはずです。

>小中学生の不登校はこれまでも年々、増える傾向にありましたが、昨年度は前の年度から4万9000人近く増えて、過去最多の24万4940人となりました。小学生では77人に1人、中学生では20人に1人が不登校になっていて、状況は極めて深刻です。

不登校には、不登校分類1,不登校分類2、不登校分類3とがあります。

>子どもの学びの場をどう確保すればよいのか
不登校分類1と不登校分類2なら、学校以外の場所で学びの場を求めることが出来る可能性があります。不登校分類3なら、学校以外の学びの場でも、子供の学校への拒否反応はより強まる可能性が高いです。

不登校の子どもの数が増えたことについて、番組ではコロナとの関係を述べていましたが、不登校とは子供が学校を拒否しているのですから、直接コロナとは関係ないはずです。

文科省
>「コロナ禍での生活環境の変化や学校生活の制限が交友関係などに影響し、登校する意欲がわきにくくなっているのではないか」
子供の心の立場から言うなら、学校を休めて、不登校気味の子供は助かった可能性が高いと思います。

所謂専門家の
「大人と違って息抜きの自由度も少ないので、様々な形で圧力がかかり、不登校につながっていると考えられる」
の部分は、子供が不登校になる大きな要素になっていると思います。つまりコロナがあろうとなかろうと、学校内で息抜きがない、楽しくない、と言う事実がより強まっていると考えた方が間違いないと思うのですが、学校を維持している文科省はそれをみとめないとおもいます。今の文科省の(役人の)あり方を否定することになるからです。