サッカーワールドカップ

不登校引きこもりの兄と妹は、最近サッカーのワールドカップの話を良くします。兄妹とも小学生時代にサッカーのクラブに属していたことがありますが、兄妹とも不登校になってから止めてしまっています。母親はサッカーで兄が不登校になった頃の辛い思い出がよみがえります。最近の兄も妹もゲームに夢中でサッカーのことを口にするコットはありませんでした。

>今日仕事から帰宅すると、兄と妹とのほうから、サッカーのワールドカップの話をしてきました。
息子さんが御母様に話したいという思いは認めてあげて、相づちだけを打って聞き続けて上げって下さい。今の息子さんなら、ワールドカップ自体は次に書く理由で、登校刺激や息子さんの辛さの経験を打ち消して余りあると考えて大丈夫です。

>サッカーの話題も、わたしは言わない見せない聞かないを徹底していました。
きっと御母様にサッカーと息子さんが不登校になったときの辛さとが結びついているのでしょう。ですから、家族でサッカーのことをはなさいと言うのは、きっと息子さんもサッカーと不登校になった頃の辛い経験(それ自体は軽いトラウマ)とが結びついていたのですから、御母様のこの対応は良かったです。但し、今のサッカーワールドカップは息子さんにもおじょうさんにも、お祭りとして理解されているようですね。サッカーでないお祭りの方がもっと良かったのですが、それでも二人には十分に楽しめるお祭りのようですから、サッカーから生じるトラウマの反応は、そのお祭りの楽しさで帳消しになっているようです。ワールドカップの話も御母様の方から持ち出さなければ其れで良いです。御母様から持ち出さない限り、息子さんは過去の辛い経験とワールドカップとを結びつけないで、ただのお祭りとして楽しめると思います。

>ワールドカップも話題にしなかったのですが、父親に、試合をみるために、有料のサービスに加入してもらったようです。私にもハイライトを見るようにと、タブレットをかしてくれました。
過去の辛い経験と無関係に、息子さんはワールドカップを楽しみたいようです。其れは息子さんの心のエネルギーを増加させます。御母様は先周りをした心配があるのは仕方がないことです。それほど辛かったのですから。でも今回は御母様なりにつきあってあげてください。息子さんからの要求は叶えてあげた方が良いですが、御母様なりで良いです。

>それでも、息子がサッカーをしていた頃の話は、しないよう、注意しています。
それだけは気をつけて、しないようにしてください。御母様がサッカーの話を持ち出すと、息子さんは過去のクラブ時代の辛い経験を思い出す可能性があります。息子さんが楽しんでサッカーの話を持ち出すときには、過去の辛さより今の楽しさの方が大きくて、差し引きで楽しさがそれほど大きいので、息子さんの判断を尊重してあげてください。
それほど誰がサッカーの話を持ち出すかと言う点が大切なのです。