不登校分類2と3

<質問>

あれから、弟なんですが、勝手に学校に行っています。学校にも連絡して「今日から休みだよ」と伝えたのですが…。帰ってきて凄く機嫌が悪いので、相変わらず「休みなさい」と、母親の私は言っています。何かにつけても暴言吐いて居ますが、私にとって可愛いもんなんですが。
日曜日も参観日でバザー、楽しみにしてます。私は登校諦めたのに、どうして行くのか?よく分からなくなりました。
兄の方には、見ない、言わない、私の笑顔を通しています。あれほど言ってきていた大学受験に関する願書の事も大学受験の事も、兄は全く言わなくなりました。
学校に行くあきらめたのでしょうか。

<回答>

>あれから、弟なんですが、勝手に学校に行っています。
不登校分類1のお子さんだと思います。御母様の元への逃げ道が出来ていますから、安心して登校しています。弟を辛くしている学校内の問題に挑戦して、弟なりに解決しようとしています。

>帰ってきて凄く機嫌が悪いので
無意識に学校内の問題解決に挑戦している姿です。挑戦が辛くて、帰ってきて機嫌が悪くなります。学校での辛さを家で御母様の傍で、解消しようとしています。その様な弟を御母様が受け入れて下さって、弟は挑戦が辛くても、その辛さから逃げないで、安心して登校しています。学校の辛さより、弟の学校に行きたいという本能の方の力が大きいのです。

>相変わらず「休みなさい」と母親の私は言っています。暴言吐いても可愛いもんなんですが。
その対応で良いです。しっかりと逃げ道を作って頂いています。この逃げ道が弟を学校に行かせ続けています。つまり多くの不登校不登校分類3)は学校自体に強い辛さを感じて、学校に行かれなくなっていますが、弟は学校内の何かに辛さを感じています。学校自体は辛くないのです。学校内の何か辛い物からの辛さが弟の学校に行きたいという本能以上に辛い物ですと、弟は母親が作った逃げ道で母親の元に逃げてきて、学校内の辛い物がなくなるまで、学校に行こうとしなくなります。

>日曜日も参観日でバザー、楽しみにしてます。
>私は登校諦めたのに、どうして行くのか?よく分からなくなりました。
分からなくても、良い対応をしていらっしゃいます。御母様が登校を諦めて下さったことが、弟の学校内の辛い物への挑戦を可能にしています。弟は学校自体を好きなのです。弟の本心から学校に行きたいのです。

>兄の方は
不意登校分類3ですから、登校刺激が無いと落ち着きます。
諦めたという言葉は正確に言うと違っています。安心して不登校になれたという意味です。
この様に今後も登校刺激を無くするように御願いします。弟と兄との関係は、今のままで良いです。二人に任せるので良いです。