「ペットが死んだら悲しくておかしくなって、先々人を殺してしまうかもしれない。そんな不安がある。」と言われました。ペットが死んだ時の悲しみに自分が耐えられないかもしれない、まだ考えなくて良いのに考えてしまう。不安や心配な気持ちが湧いているそうです。
それに対して「不安なんだね、」と聞いていました「ママもこんな風に考えた事ある?」と聞かれて「あるよ、」とも応え思ってしまう事を否定しない様にしました。
「人を殺してしまったらどうしよう」と言うので「不安ならママが殺してあげるよ。娘とはずっと一緒なんだ。ママは娘が大好きだからどんな時も側にいる」と言ってしまいました
するとパッと雰囲気は変わり「いやいや!それじゃあママが捕まっちゃうからやめてよー」と焦っているからか?やたら反応し、「パパに話しても大丈夫かな?。しか言わないんだよ。」と言ったり、「こっちは大丈夫じゃないから話してんのに、よし。夜パパにそう言おう」などと他も不安な気持ちを話してでも何度か「さっきみたいな事は本当やめてよね」と言われました。抱きしめて「大好きだよ。」だけの方が良かったのかもしれません。「辛いね。」と言うと泣いていました。泣いた後は笑顔が戻りました。
登校刺激がかかっている様で睡眠も途中で泣いて起きたり歩き出したり。夜1人で起きているのが怖い。不安になる、今回はペットの死の様です。こんなやりとりの日々です。

<解説>
全て登校刺激から生じた不安を、お嬢さんなりの知識から言葉だけで表現しています。その辛さを十分に表現しさえすれば、不安は軽減します。

>「ペットが死んだら悲しくておかしくなって、先々人を殺してしまうかもしれない。そんな不安がある。」と言われました。ペットが死んだ時の悲しみに自分が耐えられないかもしれない、まだ考えなくて良いのに考えてしまう。不安や心配な気持ちが湧いているそうです。
お嬢さんの不安を知っている言葉で精一杯表現しています。母親の対応法は共感とスキンシップです。

>それに対して「不安なんだね、」と聞いていました「ママもこんな風に考えた事ある?」と聞かれて「あるよ、」とも応え思ってしまう事を否定しない様にしました。
共感の仕方の一つです。共感の歳に、このように嘘も方便でも良いです。お嬢さんを認めようとする御母様の優しさが表現されています。

「人を殺してしまったらどうしよう」と言うので「不安ならママが殺してあげるよ。娘とはずっと一緒なんだ。ママは娘が大好きだからどんな時も側にいる」と言ってしまいました
最高の共感だったと思います。お嬢さんは母親と一体感を感じたと思います。母親を信頼したと思います。それでも未だ十分に不安が解消できなかったのでしょうね。

>するとパッと雰囲気は変わり「いやいや!それじゃあママが捕まっちゃうからやめてよー」と焦っているからか?やたら反応し、「パパに話しても大丈夫かな?。しか言わないんだよ。」と言ったり、「こっちは大丈夫じゃないから話してんのに、よし。夜パパにそう言おう」などと他も不安な気持ちを話して
素直に不安を自分の知っている知識から表現できて本当に良かったと思います。御母様もその言葉を否定しないで、自分のことのように聞き続けて頂けました。だからお嬢さんは御母様を信頼しています。

>でも何度か「さっきみたいな事は本当やめてよね」と言われました。
御母様を大好きだよとか、信頼しているよと言う言葉の代わりです。

>抱きしめて「大好きだよ。」だけの方が良かったのかもしれません。
それでも良かったです。

>「辛いね。」と言うと泣いていました。泣いた後は笑顔が戻りました。
辛さが解消したという意味でしょう。

>登校刺激がかかっている様で睡眠も途中で泣いて起きたり歩き出したり。夜1人で起きているのが怖い。不安になる、今回はペットの死の様です。こんなやりとりの日々です。
何かの理由で登校刺激が加わっています。その登校刺激からお嬢さんの心が辛くなってきて、その辛さを御母様で解消をしています。不登校の原因が分かれば其れを取り除けば良いのですが、その不登校の原因が分からないので、お嬢さんは不安をこのように表現しています。不安を表現しても御母様で十分にその不安を解消できていますから、その経験から、つまりお嬢さんが御母様を意識しただけで、お嬢さんのだんだん不安が辛くなくなるので、だんだんこのような訴えは少なくなると思います。