子どもについての経験

>荒れがひどくて親としての対応法がなくなってくる方、
>既に心の病の症状を題してクスリを飲んでいるけれどどうにか子どもを守りたい
と言うMSGを読んで、私の経験を書いてみます。

うちの息子も数年前は、この両方の状態でした。訳が分からないまま精神科に連れて行き、薬を飲ませば飲ますほど、どんどん以前の息子ではなくなり、意識がもうろうとしている時間が増えていきました。半年以上その状態が続き、それを担当医に説明すると、今までのクスリの他に薬が増えたので、これでは治すと言うより、そのもうろうとしている時間を長くして、ただただ荒れを押さえつけているだけ・・・と感じました。

ここでのMSG、クスリでは治りませんし、クスリを使うことで一時的に見かけをよくしますが、その後で難しい問題を生じているようです。私はネットで先生のこの言葉を見つけて、すぐさまこちらに飛び込みました。
ただ、道のりは平たんではありませんでした。

本当に荒れの酷かった時は表現は悪いですが、息子と殺るか殺られるか…と言う場面もありました。当時は本当に地獄でした。それでも、うちだけが特別ではかったと思います。こちらに相談されているお母様方は、大なり小なりそのような経験をされているのだと感じています。

息子は、一日中ゲーム、YouTube、マンガ本ばかりで、好きな時間に起きて、食べたいときに食べ、眠たくなったら寝る。まさしく本能で生きています。まだ引きこもり中で外にも出られないので、外見的には何ら以前と変わらないです。ただ違うのは、私がその息子の姿を、それで良い。と認めてあげられるようになった事です。

お陰様で今は、病院に通って薬を飲んでいた頃の、「泥酔状態」のような息子ではなくなりました。うちの中では、生き生きとしています。自分でやれることはすべてやるようにもなりました。

いつか心のエネルギーが溢れるほどいっぱいになったら、息子は外にも出られるのではないかと思っています。いろんな考えがあるとは思いますが、私はあのまま病院に息子を委ねなくて本当に良かったと思っています。それと市販薬を、2年ほど毎日欠かさず飲んでいましたが、それも要求しなくなりました。先生が言っておられた、元気になってくれば本人の意思で薬を飲まなくなる。と言うのが本当でした。

子どもの意思

当時、息子は高校入学してすぐに高校に行かなくなり、不登校状態になり、休みとたまにする登校を繰り返している状況で、先生に子どもとの接し方をアドバイスしていただいておりました。先生のおっしゃる「見ない。言わない。100%の享受と笑顔」出きる範囲で勤めてきました。

その後息子は、留年し高校2年生を2回、そして高3の時は、あと少しというところで出席日数が足りなく成りそうでしたので、通信制に転学し卒業しました。在学中は、毎朝ハラハラしながら子ども様子を伺っていた日々でした。

高校卒業後は、本人も自分の将来を悩んでいたようですが、丸一年たって予備校に通い出しました。結局は2浪して、この春、希望の医学部(国立大学)に入学しました。高校時代の辛い経験から小児心療内科か、もしくは外科に成りたいようです。もちろん、臨床を積んで他の診療科を目指すこともあるかもしれません。

不登校の時は、お先真っ暗で、苦しい日々でしたが、どうにか成るものですね。先生の「見ない。言わない。100%の享受と笑顔」のアドバイスのおかげだと思っております。

皆様に是非読んでいただきたいMSG2

>食事も子どもが「〇〇作って」というまで私は何もしません。でも、言われたら〇〇が作ったことのないものであっても、同じものが何日続いても、「おっけ~」と返事して必ず作り、出来上がったら「できたよ~」と部屋に届けます。いつの頃からか「ありがとう」と言ってくれるようになりました。最初の頃はリクエストがあったら、材料がなければ買いに走るところからして即行動でしたが、今は子どもの方が私の様子から状況を判断して「今じゃなくてもいいよ」などと言ってくれるし、私が寝ている間や不在の間に自分で何か作ったりもします。
これはよいですね。御母様からの登校刺激が無くなったという意味です。

>もう1つわかったことは、自分の部屋にいる時間がほとんどでも、子どもは親を見ているということです。私が日々の生活の中でやっていることを、何かの拍子に取り入れたりしているのです。それに気づいたとき、「赤ちゃんのときからずっと一緒だった私を見て育ったんだから、この子はきっと大丈夫」と、そんな風な気持ちが湧いてきました。
それほど母親の子どもへの影響は大きいです。どうかおこさんの心に沿った対応をいま一度検討してみてください。

>"非常識さ"が増すにつれて、見える風景も物事の受け止め方や解釈の仕方も変わりました。常識的な人たちから見たら私は非常識かもしれないけど、ほどよく非常識になった私からは、身の回りや世の中の常識が「それ、変じゃない?」に見えることが多々あります。
その感じ方はお子さんの心の沿っています。

>常識=正しいことではないし、多数派が正しい側にいるわけでもないし、**先生の考え方を取り入れて生活している家庭は少数かもしれないけど、少数派だから間違っているわけでもないんですよね。常識的であるほど、見えているものしか見えなくて、見えているものしか信じられなくなるのかも…常識から非常識まで、経験によって幅広い考え方や受け止め方ができるようになったのなら、「うん、それも悪くないね」という気がします。
そうですね。良く気づかれました。

脳という意味での子どもの心から考えるなら、心が元気な子どもは常識的な御母様で良いです。子どもの方で御母様に合わせてくれます。ところが不登校などの心が辛い子どもでは、常識的な御母様に子ども自身を合わせることができません。合わせられないのですから、御母様からの常識的な対応が心が辛い子どもを責めることになります。その結果ますます心が辛い子どもは心が辛くなってしまいます。

最近、ふと気が付きました。「大器晩成」という言葉を聞かなくなったなぁと。大器晩成よりも促成栽培
不登校で心の辛い子どもは大器晩成型と考えてください。多くの場合、其れは御母様の希望に近い形になります。不登校などの心が辛い子どもも、心が元気になれば御母様の常識的な対応に耐えられるようになるからです。

「うちの子は我が道をマイペースで行ってます。きっと大器晩成型なんです。だからこれでいいんです。」と、まだその機会はありませんが、誰かから何か言われたらそう答えてみようと思えるくらい肩の力が抜けてきた母親です。
本とのお子さん達の心に沿う得るようになりましたね。

 

皆様に是非読んでいただきたいMSG1

>ご飯を作り、家の中を整え、子どもに適切なアドバイスをしたり、困っていそうなときはそれを察して手を差し伸べたり、子どもの性格や好みをよく見て合いそうなものを差し出したり、学校や社会に出たときに困らないように事細かにあれこれ教えたり…そういうことがちゃんとできるのがいいお母さんだと思っていました。
賢母の姿ですね。半世紀前までの日本の御母様のあり方です。子どもの数も今より多くて、また家事も重労働で、母親は子どもの相手をする時間がありませんでした。子どもの方でも、自分で生活できる大人になる必要を理解できました。其れは当時の日本が未だ貧しかったからです。貧しいと言うことは、ここに書かれているような母親の姿が子どもにとってご褒美になりました。学校が辛くても、勉強が辛くても、この母親からの対応で癒やされて、大人になれました。不登校になる子どもはほとんど居ませんでした。
ところが現在の日本は豊かです。子どもは物質的に満たされていて、母親も必要以上に子どもに関われますから、家庭内に子どもにとってのご褒美が無くなってきています。それ故に学校が辛いと、勉強が辛いと、その辛さを癒やせる物がゲームやネットしか無くなりました。その子どもの辛い心を癒やせる物も制限されてしまうと、学校での辛さ、勉強の辛さを癒やす物がなくなってしまいます。その結果が不登校の子どもが増えてきたことの原因になっています。勿論全てが全てこれだけの理由では無いですが、大きな要因になっているはずです。

>子どもが不登校にならなかったら、今でもそれが私にとっての理想的な母親像だったかもしれません。でも、今は違います。
今の子ども達がこの賢母の姿を求めているなら、この賢母の姿で良いです。また、心が元気な子どもですと、この賢母の姿は子どもの能力を伸ばすはずです。ところが今の日本は物質的に豊かになったために、子どもがこの賢母の姿を求めないばかりか、かえってこの賢母の姿が負担になっていやがる子どもが多くなっています。特に不登校などの心が辛い子どもでは、この賢母の姿が登校刺激や子どもが辛くなることを求めることになっています。その意味で御母様のお子さんに関して、御母様の判断は正しいと思います。

>今の私にとっての理想の母親は「うちの子はこれでいいんです」(ついでに「私もこれでいいんです」)と堂々としていられるお母さんです。
不登校などの心が辛い子どもでは、母親との信頼関係が子どもの心を元気にします。賢母の姿は子どもを信頼していないという意味になるからです。

>自分の言動の何が子どもを否定することになるのか、最初はよくわかりませんでした。「えっ?こんなことも?」ということが否定になっていたりもして…でも、徐々に坂を下り、最後は一気に本当に酷い(地獄のような)状況に陥って、そこから死にそうな思いで子どもと這い出たときに、不用意な言動が子どもへの否定になってまたあの場所に戻ってしまうなら、子どもが望んでもいない母親発の行動と言葉は止めようと決めました。
不登校などの心が辛い子どもを育てたことが無い人には分からないことですが、大人の持つ常識が、心が辛い子どもの心を苦しめてしまうと言うことです。常識ではとても理解できない子どもの心の動きです。
子どもの辛さを認めよう、子どもを信頼しようとする母親の姿ですね。御母様もお子さんが居る地獄に落ちたことで、お子さんの辛さを理解できたのだと思います。母親と子どもとの信頼関係があることで、二人で地獄から這い出して、子どもが元気になるまで時間がかかります。

>最初は黙っていることにも緊張し、話しかけられると「余計なことを言わないように」と緊張していましたが、慣れてくると「聞かれたこと以上のことは言わない」が上手くなってきて、「子どもが何も言わないのは必要がないからだ」「本当に望むこと、聞きたいことがあったら自分から声をかけてくる」「その気になったら放っておいても行動する」ということが少しずつ実感できるようになりました。
これが不登校などの心が辛い子どもの心に沿っている母親の姿ですね。大人と違って子どもは心が元気になると、子どもが持つ本能から成長をしようとします。心が楽になるとその本能から子どもはその子どもなりに自分を輝かせようとします。其れを信じてあげると、必ず子どもはとても力強く大人に向かって成長をします。
是非、不登校などの心が辛いお子さんを育てていらっしゃる御母様に理解していただきたいことです。

久しぶりに頂いたメール

数年ぶりにメールをします。当時は本当にありがとうございました。

息子が小6の一学期に不登校になり、6年たちました。色々と相談させていただいてもなかなか上手く息子への対応ができなくて、ついついゲーム漬けネット漬け、生活のリズムを取り戻させようとして、苦しかった日々が続きましたが、息子の生活を全て息子に任せて、登校刺激から息子を守り続けてきました。息子を信頼して、目の前の息子を認め、息子を無条件で信頼してやってきました。全責任は私が取るから、私はこの方針でやっていくからと夫を説得しました。

夫の両親、私の両親とも、特に何も言わないでつきあってくれたので、助かりました。学校のお母さん達との付き合いではいろいろと言われることに耐え切れず、引っ越しました。息子には学校の籍だけ転校をさせました。引っ越したことは、引っ越しても息子のゲーム付け、ネット付けは変わらなくて、息子にとって良かったかどうか分かりませんが私にとっては、常識を振り回す他の御母様達とのつきあいの負担が無くなって心が楽になり、とてもよかったです。

息子は中学は全く行かず、高校は自分で通信高校を見つけてきて、登校に関して月1でスクーリングに行っていました。大学受験をすると言い、高2の頃から週2で塾に行き始めました。

今年の受験は失敗しましたが、浪人すると言い出し、4月からオンライン授業の予備校に通い始めました。昨年の3月に私が娘と旅行すると言うと自分も一緒に行くと言って、3人で旅行しました。その頃から普通に朝起きて夜お風呂に入るような生活を始めました。それまではいつ起きていつお風呂に入っていつ寝ているのか分からない生活でした。そして人が変わったかのように暗い表情ではなくなり、生活のリズムが普通になり、外出もするようになりました。予備校には毎日出かけ、夜帰ってきます。

夫はどうしてこんなに変わったんだとびっくりしています。私の両親と夫の両親はとても喜んでいます。私も息子の表情が生き生きと明るく変わったことがとても嬉しいです。今、苦しんでいるお母さん達にいつかはこうなると知らせたいです。周りの声からは逃げて子供と自分を守って欲しいです。

母親の手料理

>母親の手料理を~が食べたいとリクエストしてきたら元気になってきているというような事を前のブログ記事でおっしゃってましたが、そんなのは、不登校になった4年前から息子はずっと、毎日ではありませんがリクエストしてきていますし、私も息子のリクエストに答えて作ってきました。母親の手料理をリクエストしてきたらエネルギーが高まってきている?じゃあ息子は、4年前からエネルギーはそれなりに高かったことになりますよね?
エネルギーと心のエネルギーと意味が異なります。このMSGのエネルギーは物理的なエネルギーを言われているのだと思います。このMSGから物理的なエネルギーがあるかどうか分かりません。しかし御母様の手料理を食べたいという心のエネルギーがあります。心のエネルギーには方向性があり、息子さんの心のエネルギーは御母様の手料理を食べたいという方向への心のエネルギーであり、その心のエネルギーが日常生活を変えたいとか、学校へ、勉強へ向かう心のエネルギーとは異なります。しかし御母様の手料理を食べたいという心のエネルギーがあるなら、日常生活を変えたいとか、学校へ、勉強へ向かう心のエネルギーも生じてきます。しかし、4年間たってもこれらの方向への心のエネルギーが向かわないのは、きっとこれらの方向に向かう心のエネルギーを息子さんは浪費している可能性を考えてしまいます。
確かにこれらの方向に向かう心のエネルギーは、経験的に、最後の最後に涌いて来るようですから、もう少し時間がかかるのかも知れません。

>じゃあどうして4年も引きこもっている?
御母様のその気持ちも分かるのですが、その気持ちが息子さんのこれらの方向に向かう心のエネルギーを奪っている可能性があると思います。

>食べたいものを食べたい時に食べ、片付けもしない。本当に辛いから片付ける気力もない?何か違うんじゃないか?としか思えません。言ってしまえば、辛いからというよりも、長期に渡る堕落しきった生活に身も心も慣れすぎてしまい、そのせいで生活を正そうという気力が湧かないんじゃないかとしか思えません。
ある不登校の子どもを育てている御母様からの話です。 「不登校の子どもがする母親への問題行動を、子どもの成長に関して問題だと考えると、子どもの心に寄り添えなくなります。不登校の子どもがする母親への問題行動を、母親への訴えだと理解すれば、今の母親の子どもへの対応が子どもの心に沿っていないと理解できて、子どもの心に沿う対応法を見つけようとする」 と言っています。
また逆行動の法則という物があります。一般的に信じられている物ではないですが、経験的に心が辛い子どもに当てはまります。

>先生の対応をしていても、私が常識的な思いを捨てられなければ、その私の思いが息子に伝わり
多分そのために、息子さんの心のエネルギーが日常生活を変えたいとか、学校、勉強に向かうのが遅くなる可能性があります。

>10年経っても解決しませんか?結局、母親の心のせいですか?
今の御母様に息子さんは信頼をかなり寄せています。ですから、御母様の手料理を求めています。息子さんは成長をしています。自分が楽しんでいる中から何かを見つける可能性もあります。
また、息子さんが御母様の手料理を求めると言うことは、御母様がこのMSGで言われているほど、息子さんを常識的な思いで責めていない可能性があります。
この二点から、時間はかかるけれど、何か息子さんが答えを出してくれそうな気もします。息子さんなりの解決をしてくれる可能性が高いと思います。
10年というのは時間がかかるという意味であり、はっきりとした10年という制限時間があるわけではありません。解決を急ぐと御母様も疲れますから、息子さんを信頼して待ってあげてくださいという意味です。

こんなに長い時間がかかって

>私も、他の不登校支援機関や復学支援で(子供に登校刺激を与えるような)復学した話をネットで見ます。先生の元に、そういった機関の指導を受け一時的に学校に行くようになったが、その後また学校に行けなくなり、精神的にも悪化した状態になった子供が、実際に患者として来たり、また母親からそういう相談が来ているんですか?
私のところの相談は、ほとんど全ての不登校の子どもについての相談は、色々なところで相談や対応を受けて、どうにもならなくて、其れまでの対応を親の方であきらめて、私のところに相談に来ています。早めに子どもの心の辛さに気づかれて、子どもに心のエネルギーが残っている内に相談に来られる方、荒れがひどくて親としての対応法がなくなってくる方、既に心の病の症状を題してクスリを飲んでいるけれどどうにか子どもを守りたいという方など、色々な形の不登校の子どもの相談が来ます。

>息子は心が辛いからという思いで、息子には何も口を出さずにやってきました。
不登校などの心が辛い子どもへの対応を短い言葉で言うと
1)共感とスキンシップ
2)子どもの要求を笑顔で即座に100%叶えてあげる
3)お子さんを見ない、お子さんに言わない、御母様の笑顔
です。ただ口を出さないと言うだけでは、上記の言わないだけしか満たしていないのかも知れません。

>ゲームYouTubeしかしない、昼夜逆転、入浴しない、歯も磨かない、食べたい時に食べ、そんな生活が1年、2年、3年…と続くうちに、
其れを認めてくださる御母様に、お子さんに代わってお礼を申し上げます。
このような生活をしている内に、子どもは心のエネルギーを大きくしていきます(心のエネルギーには方向性があります。その方向性から、御母様が希望なさる方向に心のエネルギーが向いていないと言うことなのでしょう)が、学校に向かう心のエネルギーが貯まるのは最後の最後のようです。

心のエネルギーの見方は、子どもの自分発の意思がどれだけ出ているかと言うことで、推測されます。

ここに書かれているお子さんの姿から、未だ心のエネルギーが十分に貯まっていない可能性、
心のエネルギーが貯まってきているけれど、ここに書かれている方面に向かって心のエネルギーが注がれていないこと
ここに書かれているお子さんの姿から、御母様の希望するお子さんの姿になるためにはもっと心のエネルギーが必要で、現時点で御母様の希望するお子さんの姿になろうとすると、せっかく貯まってきた心のエネルギーを失ってしまうこと、
などの可能性がありますから、そのを考えて、お子さんへの対応を考える必要があります。

>こんなに長い期間かかって、まだ心が辛いの?
十分な心のエネルギーが貯まっていないと言うことは、お子さんの心が未だ辛いと言うことです。その辛さの原因はほぼ100%登校刺激か、自己否定などの否定です。ここでの御母様の言葉はお子さんの今の姿を否定なさっている言葉ですね。
常識的には、お子さんを母親としてどうにかすべきとなっていると思いますが、其れがお子さんにとって辛い、心のエネルギーを奪ってしまう場合が多いです。それ故に、不登校で辛い子どもの御母様に、常識を捨ててくださいとお願いすることになります。

>まだ辛いから、生活を正そうとしないの?
未だ辛いから、生活を正そうとする心のエネルギーが貯まってこないのです。お子さんとして、御母様の希望に添う生活をしたいのですが、しようとすると辛くなり、その辛さからますますゲームやyoutubeにふけることでその辛さを忘れようとしているのです。

>いつまでかかるの?と、焦りが募るばかりです。
その焦りはよく分かるのです。いわゆる常識的な、普通の子どもとして育って欲しいことはよく分かりますが、今のお子さんは其れができないのです。学校に反応してお子さんを辛くするトラウマ=fecorが反応をしてしまうからです。または否定されていると感じるだけでとても辛くなるからです。